技術情報・導入事例

産業用ロボット

産業用ロボットのような精密機器の雷対策は必須

最新の工場はすべての機器がオートメーション化され、広範囲のネットワーク化で構築されています。その配線は数十メートルから数百メートルと長い場合が多く、接地間電位差が発生しやすい(雷サージの影響を受けやすい)といえます。
産業用ロボットも遠隔で制御されている場合があり、雷サージの影響で機器が誤動作、破損した際、修繕コストだけでなく、出荷の遅延や操業の一時停止に伴う機会損失など多大な影響が懸念されます。

対策していない場合の危険性
  • 雷サージによる産業用ロボットが誤動作、破損
  • 被害発生から復旧作業まで操業の一時停止、出荷などの遅延
対策ポイント
産業用ロボットは制御コントローラによって制御されており、その中に装置用SPDを組み込みます。機器の直近の分電盤にも電源用SPDを取り付けることをお勧めしますが、制御コントローラの機器内部に組み込むことでより確実に電源側の雷サージを処理することができます。また、制御コントローラにノイズフィルタを取り付けることで、電源側から侵入するノイズによる機器の誤動作を防止することができます。
産業用ロボットは電源線のほかにも制御線(PLCで制御を想定)としてLANで制御されており、PLC-産業ロボット間のLANにはLAN用SPD(形式:OLA-1000POE)を取り付け、雷サージは接地側へ逃がします。PLC-監視用PC間は絶縁形雷プロテクタLAN用(形式:OLA-PT1000)を取り付けます。絶縁形雷プロテクタLAN用は接地が不要ですので、PCなどの非接地機器の対策には最適です。そのほか、電源側は電源用SPDで保護します。