技術情報・導入事例

中央監視装置

屋外設備につながるなど、複数の配線がある中央監視装置は雷サージの影響を受けやすい

空調設備や生産設備、電気設備、給排水設備などに対して、設備の自動化・不具合の監視・記録を行う中央監視装置は設備の無人化が進む現代において、欠かせないシステムです。複数の設備を監視する監視コントローラPLCは、複数の配線を持つことが多く、雷サージの被害に遭いやすいといえます。また、中央監視装置が被害に遭うと、リアルタイムな現場側の状況が不明となり、対処が遅れるなどの事態が懸念されます。また、複数の棟や施設を監視している場合、雷サージの影響をさらに受けやすいといえます。中央監視PCや監視コントローラPLCの交換作業中、現場側の状況が不明となり、二次災害の恐れもあります。

対策していない場合の危険性
  • 雷サージによる中央監視PC、監視コントローラPLCの破損。
  • 現場の監視装置やモニタが破損。
  • 監視のデータの消失。
対策ポイント
監視コントローラPLCの配線はRS485回線などのシリアル通信が多く、RS485回線用SPD(形式:SR-GV24J)を使用します。監視コントローラPLCと現場側装置は配線が長いことが想定されますので、それぞれの直近にRS485回線用SPDを取り付けます。電源回路も同様にそれぞれの直近に電源用SPDを設置します。

中央監視PCと監視コントローラPLCはLANケーブルで接続されている場合、中央監視PCの直近に絶縁形雷プロテクタLAN用(形式:OLA-PT1000)を取り付けます。絶縁形雷プロテクタLAN用は接地が不要で、PC側に接地をとる必要がなく、施工性がよいのが特長です。業務用ルータなどは接地されている場合もありますので、その場合は等電位化するためにSPDにも接地する必要があるため、接地可能な雷プロテクタLAN用SPD (PoE+対応、形式:OLA1000POE)に接続します。