技術情報・導入事例

ITV・監視カメラ

屋外に設置される監視カメラは雷サージの影響を受けやすい

監視カメラ世界市場は、2014年と比較して、2018年にはおよそ1.7倍の規模に成長するとみられています(矢野経済研究所調べ)。今後ますます普及すると見られる監視カメラはカメラ側とコントロール盤やレコーダ、モニタ側との間の配線が長い場合が多く、電位差が発生しやすい(雷サージの影響を受けやすい)といえます。
特に屋外に設置されている監視カメラの場合や複数の棟を監視している場合、雷サージの影響をさらに受けやすいといえます。

対策していない場合の危険性
  • 雷サージにより監視カメラが破損
  • 雷サージによりコントロール盤やレコーダ、モニタが破損
  • 監視カメラの記録映像データの消失
対策ポイント
監視カメラ側とコントロール盤側、それぞれの直近にITVカメラ用SPDを取り付けます。
最近の監視カメラはPoE+供給仕様や、ハイビジョン仕様など、さまざまな仕様があります。そのため、それぞれの仕様に適合したSPDを選定する必要があります。PoE+仕様であれば、PoE+対応LAN用SPD(形式:OLA-1000POE)で対応し、電源ケーブルや同軸ケーブルなど複数の配線がある場合には、電源ケーブルには電源用SPDまたは制御電源用SPD、同軸ケーブルにはITVカメラ用SPDなどを機器の直近に取り付けることがポイントです。

特に屋外カメラでポールや構造体などに取り付けの場合は、ポール自体が接地となり、接地間電位差が発生しやすく、ポール自体から大地を伝って雷サージが侵入するケースがあります。そのため、監視カメラ側の対策として、監視カメラには監視カメラ側専用のハイビジョンITVカメラ用SPD(形式:CS-BNCJJ75-T230FG)を設置します。
監視カメラやポールの接地において、SPDを介して連接することで、ポール自体から大地を伝って雷サージが侵入してきたとしても、SPDが動作するため、カメラ側に雷サージを侵入させません。監視カメラコントロール盤には受像機側専用のハイビジョンITVカメラ用SPD(形式:CS-BNCJJ75-T230HD)を設置します。
また、コントロール盤やレコーダ、モニタ側には電源が供給されていますので、電源には電源用SPDを取り付けます。