導入事例

ポンプの雷対策

ライフラインとして必要不可欠なポンプは雷サージの影響を受けやすい

ポンプは、工業用水や農業用水、マンションの各戸への給排水など、さまざまな施設の運営やライフラインとして必要不可欠な機器ですが、電源線やレベルスイッチ/液面リレーといった信号線が屋外へ配線されているため、雷サージの影響を受けやすい機器のため、雷対策相談もよくいただきます。また、近年ゲリラ雷雨で水害対策の必要性が高まっていますが、水害対策用ポンプや水位計が雷サージによって故障した場合、人命にも関わるので、そういった水害対策用の排水ポンプは雷対策が不可欠です。
ポンプの故障は日々の生活への影響が大きいため、雷被害を受けてからではなく、受ける前に雷対策を検討されることをおすすめします。

対策していない場合の危険性
  • 雷サージによりポンプ制御装置が破損
  • ポンプの誤動作、停止
  • 水位計測の計測停止、水位計測の誤表示

ポンプの雷対策ポイント

対策ポイント
ポンプ制御盤の雷対策は各配線に応じたSPDの設置が必要です。
電源線は電源用SPD、レベルスイッチ/液面リレーは制御電源回路用SPDを設置します。この時、SPDは可能な限りポンプ直近の制御盤に設置することで、より雷保護効果を高めることができます。
またレベルスイッチ/液面リレー以外にも外部への警報回線などが配線されている場合は、各回線に対応するSPDの設置が必要になります。
対策例

設置例

ポンプの雷対策製品