導入事例

入退室管理の雷対策

各フロアに機器がある場合、階層毎で電位差が発生する場合も

入退室を厳密に規制し、「いつ」「誰が」「どこに」出入りしたかを記録・管理できる入退室管理システムはさまざまな施設で利用されています。また、ビル全体を1つのシステムで管理している場合は階毎で電位差が発生するため、特に複数の棟を1つのシステムで管理している場合は、信号線の配線が長くなりがちで、雷サージの影響を受けやすいといえます。

対策していない場合の危険性
  • 電気錠の損傷、不動作、誤作動
  • 入退室記録情報の消失

入退室管理の雷対策ポイント

対策ポイント
コントロールパネルの配線毎にSPDを取り付けます。カードリーダや電気錠はそれぞれ仕様のあったSPDを選定します(図では大電流信号回線用SPDや制御電源回路用SPDなど)。別棟の場合やコントロールパネルとカードリーダ等の間の距離が離れている場合は、カードリーダ等の直近にもSPDを取り付けます。コントロールパネルが中央監視用PCとLANで繋がっている場合は、LANに絶縁形雷プロテクタを使用することで、LANにも雷対策を施します。コントロールパネルや中央監視用PCの電源には電源用SPDで対策します。
対策例

設置例

入退室管理の雷対策製品