製品案内

瞬時電圧低下補償装置SB(ラック

瞬時電圧低下補償装置
SBラックマウントタイプ

YSシリーズ

  • 瞬時電圧低下(瞬低)や瞬停を検知、電力をバックアップし、瞬低や瞬停から設備を保護
    UPSに比べて体積は約70%、高性能、省メンテナンスを追求

特長

1. 小型化を実現
UPSに比べて体積は約70%、質量は約40%。小型、軽量化が図れます。ラック収納ができるので分散、少額投資に最適です。

2. 過電流耐量の向上
直送スイッチに過電流耐量の大きい静止型スイッチを使用、定格電流の150%-1分、600%-1サイクルの過電流耐量を実現しました。万一、装置に故障が発生しても、直送スイッチはオン状態を維持し、負荷への商用給電を継続します。
3. 無瞬断切替え
電源側で発生した瞬時停電に対して、負荷側では一定電圧に保持します。また、瞬停発生直後の出力電圧変動が殆どなく、滑らかに補償運転に移行します。このためハイテク機器にも安心してご使用頂けます。
※装置投入後、バイパスランプが消灯するまでは運転準備期間となります。運転準備期間中に負荷立上げを行わないように運用ください。

4. 突入電流耐量の向上でバイパス回路の外付け不要
5. SEMI規格対応
半導体製造装置の瞬低耐量を規定するSEMI-F47に適合しています。
6. UL規格、CEマーク適合(特性表参照)
7. 省ランニングコスト
約10年間蓄電器交換不要、メンテナンスフリーのため、UPSに比べてランニングコストを大幅に削減できます。(バッテリーレス)


    ラック収納イメージ

形式

YSシリーズ

特性表

形式 YS10BC12C1RA YS10BC24C1RA YS10BC36C1RA YS20BC12C1RA YS20BC24C1RA YS20BC36C1RA YS20BC48C1RA
交流入力 相数 単相2線
定格入力電圧 100V 200V
許容入力電圧範囲 93V~120V 186V~264V
定格周波数 50/60Hz±5%
入力容量(充電容量含) 1.4kVA 2.8kVA 4.3kVA 1.4kVA 2.8kVA 4.3kVA 5.8kVA
交流出力 定格容量 1.2kVA 2.4kVA 3.6kVA 1.2kVA 2.4kVA 3.6kVA 4.8kVA
定格電流 12A 24A 36A 6A 12A 18A 24A
定格
出力電圧
商用運転時 商用入力電圧に依存
補償運転時 商用入力電圧±5%
定格
周波数
商用運転時 商用入力周波数に依存
補償運転時 交流入力周波数±1%
定格負荷力率 遅れ 0.8
負荷力率範囲 遅れ 0.7~1.0
瞬低切換時間 無瞬断
瞬低補償時間(定格負荷時) 1.0秒 0.5秒 1.0秒
瞬低繰返し耐量 10秒間隔 100% 瞬低0.3秒 5回連続
過電流耐量 商用運転時 定格電流の150%(1分間)、600%(1サイクル)
効率 95%以上
規格 JIS、NRTL認証取得(UL1012)、CEマーキング適合(LVD/EMC指令)
外観・構造 冷却方式 自然空冷
質量 約8.4kg 約18kg 約21kg 約8.4kg 約8.4kg 約21kg 約23kg
環境 使用場所 屋内
周囲温度 0℃~+40℃(ただし、年間平均30℃以下)
周囲湿度 30~90%RH(ただし、結露しないこと)
保存周囲温度 0℃~+60℃
雰囲気 塵埃(導電性含む)、煙、腐食性ガス(殺菌剤を含む)、可燃性ガス、蒸気、塩分、油煙のないところ
振動・衝撃 振動・衝撃が伝わらないところ

オプション(UL規格、CEマーキング適合)


1. 増設ユニット
YS10BC12C1RA、YS20BC12C1RA、YS20BC24C1RA(100V/1.2kVA、200V/1.2kVA・2.4kVA)については、オプションで補償時間を延長できます。
※こちらはラックマウントタイプ本体とのセット販売になります。

2. メンテナンス用バイパスユニット
YS10BC12C1RA、YS20BC12C1RA、YS20BC24C1RA(100V/1.2kVA、200V/1.2kVA・2.4kVA)については、オプションでメンテナンス用バイパス回路を追加設定できます。

●増設ユニット仕様

形式 YS41BC10C1TA YS41BC20C1TA
ユニットエネルギー量 1kWs 2kWs
延長補償時間 1.2kVA 1秒 2秒
2.4kVA 0.5秒 1秒
蓄電方式 電解コンデンサ
質量 約6.7kg 約9.0kg
寸法(mm) W482×H88×D406

●メンテナンス用バイパスユニット仕様

形式 YS24BC24C1SA
質量 約5.5kg
寸法(mm) W482×H88×D414

用途

瞬時電圧低下補償装置。瞬時電圧低下(瞬低)や瞬停を検知、電力をバックアップし、瞬低や瞬停から設備を保護。

外形寸法図

瞬時電圧低下補償装置 SBラックマウントタイプ
瞬時電圧低下補償装置 SBラックマウントタイプ

導入前の検討事項

設置場所
製品仕様書の記載条件に沿って設置場所をご計画ください。とくに保守スペース、配線引込み位置などにご注意ください。また、設置場所までの搬入経路を確保ください。
電源容量
瞬低補償装置の入力電源容量は、負荷容量と充電容量を合せた容量が必要です。このため、装置定格容量(kVA)の1.2倍以上の電源容量を確保ください。
電圧変動
電圧変動幅が、装置の許容範囲内に入ることが必要です。同一系統に大型コンプレッサやプレス機など変動の大きい負荷が接続されている場合は、とくにご注意ください。装置の瞬低検出電圧は、工場出荷時に初期設定されています(LCDパネルで設定変更可)。導入後、常時の電圧変動により、検出電圧を下回らないことをご確認ください。多頻度補償により装置が故障する恐れがあります。
負荷突入電流
無負荷変圧器投入時の励磁突入電流や直入れモータ始動電流が、補償装置の過負荷耐量を超えないことを確認ください。
補償装置容量
負荷機器の合計容量が、装置の定格容量ならびに過電流耐量を超えないように選定してください。インバータ等の整流器負荷がある場合は、負荷容量が装置定格容量の約70%以下になるように選定してください。過度に電圧波形が歪むと多頻度補償に至る可能性があります。
補償時間
瞬低対策なら、補償時間は0.3秒(100%低下)/1秒(30%低下)で実用上殆どの瞬低をカバーできます。停電対策の場合、補償時間は、回線切換え、再送電、発電機起動補償など用途に応じて選定ください。選定の目安は「4.オプション2補償時間」の説明をご参照ください。
進相コンデンサ
装置の負荷側には進相コンデンサを接続しないでください。瞬低補償時に出力電圧波形が歪んだり装置が停止する恐れがあります。装置入力側への設置は問題ありません。
発電機容量
商用電源が停電したときに発電機を起動して、負荷への供給電源を無停電化するシステムなどで使用する発電機容量は、瞬低補償装置の3倍以上を選定ください。これより小さい場合、電源を商用から発電機に切換えたときに発電機出力電圧が変動して補償装置が安定に運転できなくなる恐れがあります。
据付・配線工事
装置の据付・配線工事は、製品仕様書の記載事項に従ってご計画ください。装置へ入力する電源の相回転は正相としてください。逆相入力の場合は、装置の運転ができません。接地線は、電位の安定したD種接地またはC種接地端子へ配線してください。

ご注意

  1. 補償時間は電圧低下率100%かつ定格出力の場合を示します。補償時間の延長は、オプションとして対応いたします。
  2. 出力分岐回路の追加は、オプションとして対応いたします。
  3. 単相出力の追加は、オプションとして対応いたします。
  4. 設置場所は、屋内専用となります。VB200E、VB400Eは、屋外盤に収納することで屋外設置(オプション)が可能です。
  5. 上記のオプション仕様は、発注時にご指定ください。納入後の追加対応はいたしかねます。

安全に関するご注意

ご使用上の注意事項
  1. 設置ならびにご使用前に「取扱説明書」をよくお読みの上、正しくご使用ください。
  2. 次のような装置への適用は除外させて頂きます。
    1. 人命に直接かかわる医療機器など。
    2. 人身の損傷にいたる可能性のある電車など交通機関。
    3. 社会的、公共的に重要なコンピュータシステムなど。
    4. その他、人の安全への関与や、公共の機能維持に重大な影響を及ぼす装置など。
  3. 車載、船舶、運搬など振動が加わる環境については弊社にご相談ください。
  4. 本装置の改造・加工は行わないでください。
  5. 設置及び保守工事の際は、お買い上げ販売店または専門業者にご相談ください。
  6. 本装置は日本国内仕様品です。国外で使用すると、電圧、使用環境などが異なり発煙、発火の原因になることがあります。国外でのご使用については弊社にご相談ください。
  7. 本カタログ掲載の製品は、輸出貿易管理令に掲載される貨物に該当します。これら該当製品をお客様が輸出する場合、他の貨物に組み込んで輸出する場合または、他の貨物と共に輸出する場合は、監督官庁に対し安全保障貿易に関する手続を実施頂くことを推奨いたします。
  8. 本装置の使用により事故が発生しても、それに起因する損害および二次的な波及損害など全ての補償に応じかねます。
本装置の適用
ご使用に際して本装置に故障・不具合などが発生した場合でも重大な事故に至らない用途であること及び、故障・不具合発生時にはバックアップやフェールセーフ機能が本装置外部でシステム的に実施されていることをご使用の条件とさせて頂きます。