技術情報・導入事例

ビル・建築物

ネットワーク化に伴って雷リスクは大

オフィスのネットワーク化や機器の高精度化によって、雷のリスクは増大しています。OTOWAでは雷対策を施設全体で考え、提案します。建築物そのものの直撃雷対策と、電気設備の雷サージ対策を別々に考えるのではなく、トータルに考えることが重要です。総合的な雷対策は建築物の立地や電気配線など、様々な条件によって対策方法が異なります。様々な視点から雷対策を検討することで、より最適な雷対策を設計することができます。
雷対策は危機管理の一環です。OTOWAでは雷のリスクと対策のコストを比較し最適な雷対策をご提案いたします。

対策していない場合の危険性
  • 各設備の故障やトラブルにより、企業活動の中断、復旧までの機会損失
  • 事業停止による企業の社会的信頼の損失
対策ポイント
ビルの屋上及び最下階、電力引込部、電話回線引込部は直撃雷サージの影響を受けるため(LPZ1)、直撃雷サージに対応したSPD(クラスⅠ、カテゴリD1)を設置します。中層階は誘導雷サージの影響を受けるため(LPZ2)、誘導雷サージに対応したSPD(クラスⅡ、カテゴリC2)を設置します。各階毎もしくは分電盤毎に電源用SPDを取り付けると効果的です。

特に中央監視盤や防災盤などの重要設備については、設備個別に対策を実施します。過電圧に敏感な設備の対策には、耐雷トランスを施設する方法もあります。
また、ビルには複数の接地極があり、この接地極間に電位差が発生し雷サージが侵入するため、各接地間にクラスⅠ対応SPDを接続し、電位差を抑制します。
また、接地抵抗低減材の使用し、接地抵抗値を下げることで、ビルそのものに落雷があっても、スムーズに雷サージが中和できるので、非常に効果的です。