技術情報・導入事例

統合接地とは

統合接地とは

電気設備技術基準などでは、安全重視の視点から、「避雷針接地」「A種接地」「B種接地」「C種接地」「D種接地」「ELCB 接地」などの種類に分け、従来は単独接地を基本としており、特例として接地極の共用が認められています。

2011年の改正で金属構造体を使用した共用接地工事が取り入れられました(電気設備技術基準の解釈の解説18.1図参照)。
JISでは、雷害防止のために各種接地極をすべて統合した一点接地(統合接地)とすることで、等電位化を図ることがよいとしていますが、情報通信機器などに対するノイズ干渉の問題や、B種接地統合による短絡事故防止などのために、部分的に単独接地を必要とする場合があります。

このような問題を解決して等電位化を図る方法として、主接地端子盤や各フロアの接地端子盤において、接地電極間をSPDを介して接続し、雷サージによる電位差が発生した場合にのみ各接地極間をSPDで短絡させる方法が効果的です。使用するSPDは、主接地端子盤にはクラスⅠ対応の接地間用SPD、各フロア接地端子盤にはクラスⅡ対応の接地間用SPDを推奨します。

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