第14回雷写真コンテスト作品紹介

第14回雷写真コンテストに多数のご応募をいただき、誠にありがとうございました。
2016年1月~10月の期間で募集し、弊社東京本社にて審査を行い、多数の素晴らしい応募作品の中から入賞作品を選出いたしました。
2016年は雷が少ない年でしたが、日本各地・海外での撮影など、一瞬の煌めきを撮影された貴重な作品が多数あり、自然のエネルギーを強く感じました。雷写真コンテストは次回で15回目を迎えます。多数のご応募をお待ちしております。

*学術賞はご応募頂いた作品の中で学術的に貴重な作品に対して贈られる賞です。したがって入賞数は変動します。

  • 踊る雷光
  • 満月の噴火
  • ロコ湖の雷雨
  • 御雷光
  • 又、落雷した
  • 織田信長も見た遠雷
  • 雷様と花火が喧嘩した!
  • 炸裂
  • 軒先の雷鳴
  • ある夏の日(雷都)
  • 烈光
  • 十条の雷光
  • 閃光走る
  • 天空の怒り
  • 雷呼ぶ活火山

金賞

タイトル 踊る雷光

踊る雷光

撮影者 岡山県 蔀 真理 様
2016年2月16日撮影
於:ボリビア多民族国 ポトシ県ウユニ ウユニ塩湖
Title Dancing lightning

受賞者コメント

「世界で最も平らな場所」とも呼ばれるボリビアのウユニ塩湖。滞在2日目、夕景と星空撮影を兼ねて夕方から塩湖に入りました。見事な夕焼けを堪能した後、空がだんだんと暗くなるに連れて雲が広がり妖しく光り出し、やがて落雷が始まりました。風向きに恵まれ雷は左から右へと移動して行き、約1時間半ほど撮影することが出来ました。この写真は撮影も終わり頃、横に走った雷光が水面に映り込んでくれました。目的の一つ星空の撮影は叶いませんでしたが、その代わりとして思い出に残る一枚が撮れたと思っています。また、このたびは高い評価をいただきありがとうございました。

銀賞

タイトル 満月の噴火

満月の噴火

撮影者 鹿児島県 竹下 政博 様
2013年7月23日撮影
於:鹿児島県垂水市海潟 桜島
Title Eruption of a full moon

受賞者コメント

このような立派な賞をいただきまして光栄の極みです。この日は少しばかりもやが掛かっていましたが、満月でしたので、対岸の高台から狙いました。このすばらしい天気にカメラマンが1人も居ない事におどろきました。山は何の兆候も無く次第に夜も更け最も眠くなる頃、火口の内側は次第にすっきりしてきました。爆発の兆候です。眠けも一蹴、レリーズを握りその瞬間をひたすら待ちます。火口に火が付いた一瞬にシャッターを切ります。ヤッター!そして、モニターを確認した時の感動は他の被写体とは別格の物があります。ありがとうございました。

銅賞

タイトル ロコ湖の雷雨

ロコ湖の雷雨

撮影者 埼玉県 富沢 宏 様
2013年7月27日撮影
於:中華人民共和国 雲南省 瀘沽湖
Title Thunderstorm on Lugu Lake

受賞者コメント

この度は、銅賞を頂きましてありがとうございました。この写真は、中国雲南省を旅行した時に写したものです。四川省と雲南省の境にある瀘沽湖は、標高2690メートル、開発途上の天空の湖です。麗江からツアーのバスに乗り、夕方近く瀘沽湖の展望台に着きました。湖を見ていると雲行きが見る見るうちに悪くなり、やがて雨が激しくなり、雷も鳴りだしました。もちろん三脚など持っておらず、手持ちで撮るしかありませんでした。レンズを広角にして集中力を高め、光ったら、シャッターを瞬時に押すことを心掛け、6回雷が落ちたうち2回撮影に成功することができました。この写真はその時の1枚です。

タイトル 御雷光

御雷光

撮影者 神奈川県 髙山 信吾 様
2016年8月5日撮影
於:長野県下伊那郡阿智村
Title Lightning like sunrise

受賞者コメント

撮影地の長野県阿智村は、満天の星空を撮影できる場所として知られています。この日は天候に恵まれず、星空は観られませんでしたが、稲光が連続して発生していて、雷撮影の絶好の機会となりました。安全な場所でカメラをセッティングをしましたが、雷鳴轟く中、自然の脅威を感じながらの撮影は、レリーズを持つ手が思わず震えてしまうほどでした。そこで体験した雷からは、以前、富士登山をした際に見た、御来光と同様の神々しさが感じられた為、作品タイトルは「御雷光」としています。今回、素敵な賞を頂き本当にありがとうございます。受賞を励みに今後も写真を楽しみたいと思います。

学術賞

タイトル 又、落雷した

又、落雷した

撮影者 福井県 吉岡 敏夫 様
2014年12月13日撮影
於:福井県福井市大願寺
Title Lightning strikes again

受賞者コメント

今回、学術賞の報をいただき、悔しい思いをしてチャレンジしたことが、報われました。有難うございました。悔しい思いをしたのは、2014年12月6日のことですが、目的物(撮影対象物)から約400mの場所から撮影の準備をしていたのですが、雨がふりだし屋根の有る場所に移動して撮影しましたが、雷が1部しか撮影できず、悔しい思いでした。次のため、目的物の周囲を雨対策等考えながら約870 m(直線距離)をみつけ、今回、2014年12月13日に前線通過の予報で早速待ち構え、1回の落雷を写し留めることができました。そして学術賞をいただけるなんて、本当にありがとうございます。

佳作

タイトル 織田信長も見た遠雷

織田信長も見た遠雷

撮影者 愛知県 加藤 元 様
2014年7月20日撮影
於:岐阜県岐阜市金華山天守閣 岐阜城天守閣
Title The same lightning seen by Nobunaga Oda

受賞者コメント

この度は私の作品を選出して頂きありがとうございます。撮影日当日は純粋に夜景を撮りに行く予定で撮影現場に向かいましたが途中で雲行きが怪しくなってきたので、「夜景が撮れないかもしれないな」と思いながらの登頂だったのを覚えています。天守閣に登り外の景色を見るとまだ雨は降っておらず何とか夜景を撮影でき一安心していると遠くで雲が光だしました。もしかしたら雷も写るかもとしばらく撮影し運よく写った一枚が今回選出頂いたものになります。今回の選出を励みにさらに高みを目指していきたいと思います。

タイトル 雷様と花火が喧嘩した!

雷様と花火が喧嘩した!

撮影者 東京都 林 勇 様
2014年7月20日撮影
於:東京都小平市学園西町
Title The epic battle

受賞者コメント

住居がマンション12階で富士山もスカイツリーも見えるし、近隣の花火大会が7か所程見られます。この作品の府中競馬場の花火も距離は4km以上あるが綺麗に見える。一眼レフカメラを数年前に購入し、花火撮影にはバルブ撮影が必要と知り、初めてのバルブ撮影で花火の撮影をしていた時の偶然の賜物であります。旅先のカメラ好きから「雷写真コンテスト」を知り、過去の入選作で素晴らしい瞬間写真を穴が開くまで眺め、その神秘さに圧倒されつつも、恥ずかしながらも応募させて頂き、佳作の選定賜り有難う御座いました。いつもベランダから空と太陽と富士山ばかりを撮影し馬鹿者扱いされていた家内に大手を振って撮影が出来る事が何よりの嬉しさです。

タイトル 炸裂

炸裂

撮影者 鹿児島県 前原 益雄 様
2011年1月27日撮影
於:鹿児島県霧島市牧園町 新燃岳
Title Explosive lightning

受賞者コメント

約300年ぶりに噴火した霧島の新燃岳。以前は火口の淵を一周した事もあるこの山が、自分が生きている間に、この様な光景に出会うとは夢にも思っていませんでした。まっ赤なマグマと、火山雷のすごさは想像を絶するものでした。撮影に関しましては、桜島の夜の爆発を何回も撮りに行っていたお蔭で、撮影データは把握していました。カメラ2台を縦位置と横位置に構え、ピント位置に気を付けました。寒さと感動で、体は震えっぱなしの一夜でした。

タイトル 軒先の雷鳴

軒先の雷鳴

撮影者 岡山県 臼井 寛 様
2015年8月7日撮影
於:岡山県赤磐市沼田区
Title Lightning on the edge of the roof

受賞者コメント

実は雷撮影は55年前高校入学を機に親からのハーフカメラで写した記憶があります。退職後趣味でカメラを始めましたが撮影機会を得ず今日に至りました。今回は家族と食卓を囲んでいる最中でした。急に大きな雷鳴が轟き一瞬停電し、雨が激しく降り初め、これはいけない近くに落ちたなと直感しました。反射的に機材を軒下へ持ち出し撮影を開始していました。バルブ撮影中3回4回雷鳴と共に閃光が走ったと思います。その間私は危険を忘れて光れ!もっと光れ!と思いながら撮影をしていました。

タイトル ある夏の日(雷都)

ある夏の日(雷都)

撮影者 栃木県 金澤 誠 様
2015年8月2日撮影
於:栃木県宇都宮市ゆいの杜
Title Lightning on a summer day

受賞者コメント

とにかく雷の多い栃木県。以前から何とか作品にできないかと狙っていましたが、とにかく土砂振りの雨が伴うことが多く難しい被写体でした。この日は仕事が終わって自宅にいたのですが、いつもなら大雨が伴って撮影どころではない状況で遠くに雷鳴が。なぜかこの日は珍しく雨があまり降らず、これはチャンスと思い雨に降られても大丈夫な自宅の駐車場で数十枚の連写をして撮影をしました。このたびは選出頂きまして光栄です。ありがとうございました。

タイトル 烈光

烈光

撮影者 富山県 大家庄 守 様
2012年9月1日撮影
於:富山県魚津市三ケ
Title The light breaks through

受賞者コメント

この度は、佳作をいただけたことを、驚くとともに大変光栄に思います。この日は、遠くで雷が鳴っているのに気付き、慌てて空を見上げると、西の方向から稲光がだんだんと近づいて来るのが分かり、急いでカメラを持ち、視界の開けた海岸へと向かいました。準備の間も稲光が絶え間なく起こり、シャッターチャンスが近づいている事に胸が高鳴っていました。撮影ポイントは雨が降っていなかったので、約2時間続いた光のショーを撮り続ける事が出来ました。その中の一枚です。

タイトル 十条の雷光

十条の雷光

撮影者 和歌山県 山際 實 様
2016年8月1日撮影
於:和歌山県新宮市
Title Ten electrical strings

受賞者コメント

家族と近くのスーパーで買い物を終え、3階の駐車場に出ると凄い雷鳴と稲妻、此れは撮らねばと思った物の、車には三脚とカメラのみ、レリーズなしでブラさない様そーっと指で三回シャッターを切りました。

タイトル 閃光走る

閃光走る

撮影者 鹿児島県 黒木 芳秀 様
2013年2月9日撮影
於:鹿児島県鹿児島市黒神町 桜島
Title Lightning runs through the night sky

受賞者コメント

数少ない入賞枠に選出いただき有難うございます。桜島が爆発するたびに撮影に行っております。爆発のエネルギーは私の想像をはるかに超えることもあり、時には恐怖を感じることもあります。いつ爆発するかわからない夜間での撮影は睡魔との闘いでもあります。疲れている時はスタンバイ状態で眠り込んでしまい夜が明けることもありました。大変根気のいる撮影です。

タイトル 天空の怒り

天空の怒り

撮影者 北海道 髙橋 春子 様
2012年9月24日撮影
於:北海道函館市大川町
Title Anger of the sky

受賞者コメント

この度佳作の通知を頂きとても嬉しいです。高齢となりなかなか遠くへの撮影が出来なくなり、自宅ベランダでシャッター押せる雷写真は好きです。6Fなので正面が函館山、左側にはNTTの鉄塔があります。いつもこの構図ですが、この日の雨は三脚もビニールの雨ガッパを着てもずぶぬれ状態。雨は上から降ってくるもの。この日の雨は横なぐりの雨、海からの風と雨、タオルでレンズをふきながら怖いのを忘れて1時間位シャッターを押しました。いつも函館山山頂を入れたい・・・そんな思いでシャッター押しています。今回は街中の雷光で函館山は右の方になってしまいました。又挑戦したいです。

タイトル 雷呼ぶ活火山

雷呼ぶ活火山

撮影者 鹿児島県 大村 瑛 様
2016年4月3日撮影
於:鹿児島県垂水市牛根麓 桜島
Title The active volcano creates lightning

受賞者コメント

噴火口から飛び出す火山弾が山肌を赤く染め、噴煙の中に火山雷が発生し、爆発音が響き渡る。小さな噴火が日常的に起こる桜島では、このような景色を見ることができます。一晩の間に何度も噴火することもあれば、全く噴火しないこともしばしばあります。火山雷がゴロゴロと音を立てて発生する日もあれば、全く発生しないことも。相手は生きている地球。一瞬たりとも同じ姿をとどめていることはありません。2015年までは1年間に数百回と発生していた噴火も、今年は少なめ。運良くこのような瞬間に立ち合うことができました。これからも生きている火山と火山雷の記録を残していきたいと思います。このたびはありがとうございました。

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