第12回雷写真コンテスト作品紹介

第12回雷写真コンテストに多数のご応募をいただき、誠にありがとうございました。
2014年1月〜10月の期間で募集し、弊社東京本社にて2014年11月初旬に審査を行い、数々の素晴らしい応募作品の中から入賞作品を選出いたしました。応募作品の中には学術的に貴重な作品や日本各地・海外での撮影など、一瞬の煌めきを撮影された作品が多数あり、自然のエネルギーを強く感じました。雷写真コンテストは次回で13回目を迎えます。多数のご応募をお待ちしております。

*学術賞はご応募頂いた作品の中で学術的に貴重な作品に対して贈られる賞です。したがって入賞数は変動します。

  • 静寂を切り裂いて
  • 舞〜まい〜
  • 釣り場にて
  • 光のリズム
  • 稲光T
  • 雨宿りの先には
  • スパイダーライトニング
  • 雷光
  • 雷光走る
  • 静寂の夜に
  • 進撃の雷神
  • 雷雲
  • 夏夜の共演
  • 町を襲う龍
  • 轟く桜島
  • 白昼の落雷

グランプリ

タイトル 静寂を切り裂いて

静寂を切り裂いて

撮影者 神奈川県 真野 貴光 様
2014年05月22日撮影
於:神奈川県横浜市青葉区千草台
Title The silence has been broken by lightning

受賞者コメント

小さい頃から暗闇で光る不思議なものが人一倍好きでした。蓄光塗料のシールや電池で光るロボットのおもちゃ、夜店で買ってもらった光る腕輪。布団の中でずっと眺めていた子供は三十路を迎えた今尚、どうも光るものに目がありません。雷の時期には少し早い五月の夕刻、仕事終わりに東の空に雷光が見えました。「俺は雷を撮るから急いで帰る!」と、周りにやや苦笑されつつも慌てて帰宅し、三脚をセット。十数秒のシャッターを数枚切り、次に押したと同時に、突然辺りが明るくなるほどの電光が走りました。「押したか!? 間に合ったか!?」というギリギリのライン、ハッとして指を離した露光わずか1秒の写真に、水田にまで映り込む見事な稲妻を捉えていました。

金賞

タイトル 舞〜まい〜

舞〜まい〜

撮影者 東京都 辻本 直之 様
2014年03月30日撮影
於:東京都荒川区南千住
Title Dancing “舞”

受賞者コメント

ここ数年スカイツリーと雷の写真を撮るために雷が鳴ると撮影をしています。夜中2時に撮影を始めて数時間粘っても撮れない時もあります。春の嵐となった日でした。雨はやんだものの夜になると雷が鳴り始めました。大急ぎで構図と露出決めて撮り始めるとすぐにビカーッと暗い空一面が光に包まれました。思わず撮れた!っと叫んでいました。スカイツリーに落ちたせいか、落雷の音はほとんどありませんでした。東京都心の桜開花宣言が発表され、スカイツリーは桜特別ライティングの「舞」でした。運良く雷も舞ってくれました。この写真を金賞に選んでもらいとても光栄です。

銀賞

タイトル 釣り場にて

釣り場にて

撮影者 東京都 加藤 政治 様
2014年07月20日撮影
於:東京都大田区城南島 城南島海浜公園
Title Fishing from heaven

受賞者コメント

このような賞を頂けた事を光栄に思います。ありがとうございました。この日はずっと晴天でしたが、見る見るうちに黒雲が夕まずめの釣り場を覆ってきました。その時、対岸の更に遠方で雷を確認。風と雲の様子からこちらに向かってくると思いカメラを準備したのですが分単位で大きく変わる晴れ間の陽の光と黒雲の影との明暗で露出が決まらずNDフィルターを試したりしていたらいきなり目前の海面に雷が刺さり、運良くその瞬間を捉える事が出来ました。この後、頭上では雷が盛大に光っていたのですがあまりの雨でレンズを空に向けられず、屋外の撮影で近すぎるのはかえって撮りづらく危険でもある為、撮影を終える事にしました。

銅賞

タイトル 光のリズム

光のリズム

撮影者 兵庫県 新田 学 様
2013年09月12日撮影
於:アメリカ合衆国アリゾナ州 グランド・キャニオン国立公園
Title Powerful lightning rhythm

受賞者コメント

2013年、米国西海岸に出掛け、国立公園巡りをした際にグランドキャニオン国立公園内のイーストリムにある見晴らしのよい石の塔から撮影しました。夕立から遠雷が出始め、日没後も雷雲が増え、シャッタースピード15秒で連続撮影。数十枚撮影した写真の中の一枚でした。周辺に何もない大地に落ちる雷は圧巻でした。どこに落ちるかわからない雷を風景と共に撮影するのは非常に大変ですが、安全第一を基本に無理をせず、落雷風景を撮り続けたいと思います。

タイトル 稲光T

稲光T

撮影者 岐阜県 青木 孝義 様
2014年08月22日撮影
於:岐阜県恵那市中野方町 坂折棚田
Title Nature’s pitchfork

受賞者コメント

昼間に雷情報入手し、家から30分位の棚田百選・坂折棚田に向かいました。棚田の風景を入れてのカメラ位置の選択でしたが、左右で3回稲光は確認出来ましたが、撮る事は出来ませんでした。40分位で虹が出現し、撮影し、その後、小さい稲光を撮らえていました。2秒間隔で数枚撮影し、少し休むの繰返しで、70分位で1000枚程撮影しました。家で画像確認した所、入賞の雷が撮れていました。ラッキー、感激でした。横でも向いて、いたのでしょうか?時間を調べて見ますと、虹出現の2分前に 雷を撮っていました。雷、虹、雷と気象の変化に遭遇した日でした。今回の入賞、有難うございました。

タイトル 雨宿りの先には

雨宿りの先には

撮影者 埼玉県 渡邊 崚生 様
2014年08月01日撮影
於:神奈川県相模原市緑区相模湖 相模湖駅
Title Unexpected rain bring spectacular lightning show

受賞者コメント

2014年8月1日、神奈川県の相模湖にて花火大会が開催されました。当時、雷が鳴り止まないほどの悪天候で、打ち上げ予定時刻から30分が経ち、今日は中止だろうと誰もが思っていました。しかししばらくすると小雨になり、その途端ものすごいスピードで5000発の花火が打ち上げられました。この1枚に写っている雨宿りをしている人、雷、花火で当時の状況が良く分かると思います。普通の晴れの日の花火と違い、逆に美しく感じました。私は雷が割と好きな方で、雷が鳴り始めるとすぐにカメラを取り出します。いつカメラに写るか分からないドキドキ感と、写った時の達成感はたまらないですね(笑)これからも安全第一で雷を撮り続けようと思います。

学術賞

タイトル スパイダーライトニング

スパイダーライトニング

撮影者 東京都 横山 栄治 様
2014年08月01日撮影
於:東京都北区赤羽北
Title Spider lightning

受賞者コメント

スパーダーライトニング」が学術賞を受賞させていただき、ありがとうございます。撮影当日は遠くで雲の上下に放電する現象が何度か見られ、次第に近くで発生し始めました。この写真は遠くから手前方向に網が大きく広がって来るように見えた雷を撮影した物です。これからも雷を含めた自然や気象現象の写真を撮影したいと思っています。

佳作

タイトル 雷光

雷光

撮影者 岡山県 星島 孝雄 様
2008年05月30日撮影
於:三重県熊野市紀和町 丸山千枚田
Title Lightning of the dark sky

受賞者コメント

丸山棚田の撮影に行き、夕方の撮影を終わり、棚田の側でキャンピングカーの中で寝ていたら、1時頃、雷の音で眼を覚まし、初めは雷光が棚田に映るのを撮影していたが、作品にはならないと思い、上の方に上がり三脚を立て撮影を始めた。1時ごろより雨は降りそうで降らなくて4時ごろまで続いた。初めは光った瞬間にシャッター切っていたが遅れてしまったので、バルブに切り替えた。雨が降らなかったのが幸いで、長い事、撮影出来ました。雷の写真は、縦に光っているのは、良く見るが、横に光っているのは珍しい。山での雷と思う。この一枚です。

タイトル 雷光走る

雷光走る

撮影者 宮崎県 甲斐 靖一 様
2013年07月25日撮影
於:宮崎県延岡市愛宕町 愛宕山展望台
Title Lightning runs through the night sky

受賞者コメント

数年前から夏になると、雷の写真を撮ろうと思い雷が鳴るといつも外に出て見ていました。撮影日は昼すぎから雨が降り、夕方になると少し雨がやんで西の空から雷が鳴り始め、とても激しく鳴っていました。少しずつ南東に進んでいましたので、どこから撮ればよいかを考え、高い場所だったら雷が光っても撮れる思い、テレビ塔の立っている愛宕山に決めました。頂上に着くとテレビ塔へ雷が落ちていました。雨はやんでいましたが、私は誰もいない展望台に上がり、三脚を立ててカメラをセットしました。雷はテレビ塔からやや南に落ち始めてさらに南に移動して行きました。5秒間隔で連写モード撮影をしながら海のほうにカメラを向けた時、稲妻が走りました。手ごたえがありました。モニターを見るとまさしく雷光が写っていました。

タイトル 静寂の夜に

静寂の夜に

撮影者 青森県 三宅 聡至 様
2014年09月14日撮影
於:宮城県牡鹿郡女川町
Title Lightning creeps through the still night

受賞者コメント

この夜は、時折音も無く空が明るくなるので、遠方で花火大会でもしているのかな?と思っていました。所要を済ませ自室に戻り、何気なく窓のカーテンを開けた瞬間、遥か沖合いの夜空に無音の落雷が!!手元にあったカメラを持ってべランダに飛び出し、夢中でシャッターを切りました。突然訪れたシャッターチャンスに手持ちで撮った1枚ですが、佳作に選出いただきありがとうございました。

タイトル 進撃の雷神

進撃の雷神

撮影者 茨城県 篠﨑 智宏 様
2014年08月01日撮影
於:茨城県坂東市生子
Title Attack from the gods of thunder

受賞者コメント

この度は佳作に選出して頂き、大変光栄です。この日はホタルの撮影に出掛けていたのですが、雷がすごく近づいてきたのでホタルどころではなくなり、ワクワクしながら良い場所を探しました。野草をLEDライトで照らし、撮影していたら、14mmのレンズでも収まりきらないくらいの雷がまるで巨人のように見え、驚きと恐怖を感じながらしばらくその場におりました。次回は更に上を目指し頑張りたいと思います。ありがとうございました。

タイトル 雷雲

雷雲

撮影者 北海道 田村 謙次 様
2014年09月11日撮影
於:北海道室蘭市みゆき町 潮見公園
Title Thunderclouds

受賞者コメント

佳作に選出頂き、ありがとうございます。雷の撮影自体初めてだったので戸惑うことも多く、大変でしたが何とか写すことができました。又、自然の猛威を肌で感じる瞬間でもありました。これからも自然に目を向けて、チャンスがあれば安全に留意して挑戦したいと思います。

タイトル 夏夜の共演

夏夜の共演

撮影者 東京都 能登 正俊 様
2014年07月20日撮影
於:東京都府中市宮町
Title Lightning is the surprise guest of this summer night

受賞者コメント

この日、日中は快晴でした。自宅から花火会場までの距離は約500mです。夕方花火見物に出かけようと準備をしていたら、空が急に暗くなり、遠くから雷鳴が聞こえてきました。やがて激しい雷雨となり、出掛けるのを諦めました。会場からは「状況によっては花火は中止する。」との放送が聞こえてきました。やがて雨脚が弱くなり、40分遅れで花火の打ち上げが始まりました。私は自宅のベランダから花火を写していましたが、たまたま落雷があり、花火と雷を同時に捉えることができ、ラッキーな1枚となりました。

タイトル 町を襲う龍

町を襲う龍

撮影者 宮城県 後藤 浩輝 様
2014年08月22日撮影
於:宮城県仙台市青葉区中山台西
Title The breathing dragon attacks the town

受賞者コメント

2年ほど前に音羽電機工業株式会社様のホームページで 雷写真を拝見してから、いつか撮影してみたいと挑戦を始めました。しかし、なかなか雷を捕まえる事は出来ず、場所も準備も悪いのか、 雲の中が明るく光った様な写真ばかりが量産されました。今回撮影の際は、スマートフォンで天気予報、気象レーダー確認し、落雷観測情報を頼りに、土砂降りを引き連れ北上する雷雲を車で追跡し 撮影した、初めての稲妻です。雲の中を蛇行し落ちた雷は、まさに龍のような形! やっと捕まえた念願の1枚です。佳作を頂き、ありがとうございます。 また雷の気配を感じたら、カメラを連れ出し撮影してみたいと思います。

タイトル 轟く桜島

轟く桜島

撮影者 鹿児島県 田中 安秀 様
2014年09月17日撮影
於:鹿児島県鹿児島市黒神町 桜島
Title The roaring mouth of Sakurajima

受賞者コメント

いつも胸をときめかせながら、運転をして桜島に向かいます。自然が相手になりますのでほとんど写真を撮れず、帰る日々ですが、写真を撮れた時はとても嬉しいです。これからも桜島を撮り続けたいと思っています。

優秀作品

タイトル 白昼の落雷

白昼の落雷

撮影者 大阪府 小森 敦雄 様
2014年07月20日撮影
於:大阪府大東市末広町
Title A bolt of daytime thunder
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