第10回雷写真コンテスト作品紹介

第10回雷写真コンテストに多数のご応募を頂き、誠にありがとうございました。
2012年1月〜10月の期間で募集し、弊社東京本社にて2012年10月29日に審査を行い、数々の素晴らしい応募作品の中から入賞作品を選出致しました。今回は雷が多発したこともあり、例年の応募数を上回り、数多くの素晴らしい作品が見られました。また、年々応募作品のレベルも上がり、今回の入賞作品は全体的に芸術性に優れた作品が多かったように感じます。
雷写真コンテストは次回で11回目を迎えます。多数のご応募をお待ちしております。

*学術賞はご応募頂いた作品の中で学術的に貴重な作品に対して贈られる賞です。したがって入賞数は変動します。

  • 忍び寄る閃光
  • 局地雷雨
  • スカイツリーと稲妻
  • Uターン
  • 燃え上がる桜島
  • 突然の雷雨
  • T字落雷
  • 雷の角
  • 雷光の絆
  • 雷が轟く星空
  • 行く手を阻む
  • 天空の怒り
  • 群雷
  • 落雷
  • 光の競演
  • 節電の街に容赦なし
  • 雷撃
  • 竜の巣、現る
  • 心にひびく
  • 雷雲へのフライト

グランプリ

タイトル 忍び寄る閃光

忍び寄る閃光

撮影者 富山県 黒﨑 宇伸 様
2012年08月31日撮影
於:富山県魚津市 魚津港
Title Creeping flash

受賞者コメント

今年の夏は夕方になると雷雲が発生し雨が降る日が続き、撮影当日も夕方から急激に曇り、雷が鳴り響きました。雷レーダーを見ると、富山県上空には非常に発達した雷雲が発生。最初は自宅から撮影をしていましたが、上手く撮影ができないため、魚津港の海の駅に場所を移動。上空の雨雲が去ってからも、周囲には雷雲があるとスマートフォンで確認しましたが、こちらへ向かってくる雷雲は無く、恐れずに撮影を開始しました。危険が伴う雷の撮影には、雷雲の情報をリアルタイムで知ることがとても有意義だと感じています。雷は2時間以上鳴り続け、アングルを変えながら撮影を続けました。後から画像を確認した際に、富山湾を横断して足元に届く閃光を見たときには感電をしたかのような衝撃が走りました。

金賞

タイトル 局地雷雨

局地雷雨

撮影者 和歌山県 堀内 勇 様
2012年08月31日撮影
於:奈良県吉野郡野迫川村 野迫川の雲海
Title Thunderstorm over a small area

受賞者コメント

奈良県野迫川村は年間を通じて雲海がよく発生します。自宅からそれほど遠くもないことから、年間何十回と機会を見つけては夜明け前から撮影に出かけています。この日も同じように三脚を据えて面白い雲が雲海上に現れていたので撮影を行っている最中、稲妻が光り輝いたという偶然の産物による写真となりま した。いままで体験したことはなく、おそらくこれから先にも写真として体験しえない自然現象だと思っています。写真を撮り続けていて、意外性、偶発性と遭遇することは極めて稀にしか発生しませんが、今回の写真はその最たるものだと思います。今回の受賞を機会に今後、雷の撮影にも取り組んでいきたいと存じております。この度は誠に有難うございました。

銀賞

タイトル スカイツリーと稲妻

スカイツリーと稲妻

撮影者 東京都 辻本 直之 様
2012年09月24日撮影
於:東京都荒川区南千住
Title The lightning meets with Tokyo Skytree

受賞者コメント

私は写真を撮ることが好きで、雷の写真を撮りたいと思っていました。今年は東京スカイツリーも開業しライトアップされているもあり、スカイツリーと雷が撮れないものかと、雷鳴が聞こえる度にカメラを持ち出し撮影を重ねてきました。この日は遠くに雷鳴が聞こえたので、三脚を立てスカイツリーを中心にして雷を待っていました。すると間もなく、運よくスカイツリーの近くに雷が落ちたのです。凄まじい音には驚きましたが、稲妻を写真に収めることができました。この写真に銀賞をいただきありがとうございます。これからも美しい自然の写真を撮っていきたいです。

銅賞

タイトル Uターン

Uターン

撮影者 広島県 岡本 敏男 様
2012年08月11日撮影
於:広島県安芸郡府中町
Title U-turn

受賞者コメント

07年第5回コンテストで優秀作品に選ばれ、今回「銅賞」となりびっくりです。撮影場所も同じ私の住居でマンション14F(最上階)南側のベランダからです。ゴロゴ音が聞こえたら撮影体制がとれますが、雷様は簡単にはフレームに写り込んでくれません。右に向ければ左ピカピカ、左に向ければ右でピカピカゴロゴロ・・・。 撮影はゴロゴロ音はするけど姿は見せずで雷様をゲットできたのは1枚/500枚でした。画像を確認し「Uターン」と題名を決め応募しました。 「銅賞」と高い評価を頂き有難うございました。撮らせてもらった雷様に感謝し、新たな出会いを期待して次作品つくりを楽しみたいと思います。

タイトル 燃え上がる桜島

燃え上がる桜島

撮影者 鹿児島県 田中 安秀 様
2012年02月16日撮影
於:鹿児島県鹿児島市黒神町 桜島
Title Sakurajima continues to burn

受賞者コメント

何回も通い続けていますが、桜島が爆発するたびに感動しています。地球のエネルギーの偉大さを目のあたりに見れて幸せです。これほど感動を与えてくれるものはないのではないでしょうか。このたびは銅賞に選出いただき、ありがとうございました。

タイトル 突然の雷雨

突然の雷雨

撮影者 岡山県 平田 晃一 様
2012年09月03日撮影
於:岡山県岡山市北区表町
Title Sudden thunderstorm

受賞者コメント

今年は雷の発生自体は多いものの、ことごとくチャンスを逃していて、自分の未熟さや運の無さに嘆いていました。この日は仕事が休みで、岡山の商店街をぶらぶら歩きながら写真を撮り、買い物をしていました。店を出ると辺りは異様な雰囲気。すると突然閃光が走り、2〜3秒後に唸るような雷鳴が…。考えるより先に体が落雷した方へ走り出す。しかし、まだ日中の明るい時間帯のうえに三脚も持っていない、しかも周りは高いビルばかりという最悪の条件。普通なら諦めるが、散々チャンスを逃してきた自分にとってなんとか一枚ものにしたいという思いで、しゃがんで踏ん張り両手でカメラを握り締め「写ってくれ!」と念じながら、まさに執念で撮った一枚です。

学術賞

タイトル T字落雷

T字落雷

撮影者 福井県 吉岡 敏夫 様
2010年12月24日撮影
於:福井県福井市大宮
Title T-shaped lightning

受賞者コメント

今回の学術賞ありがとうございます。今年は全国の天気予報で雷の放送をよく目にした年で、ここ福井でも雷が何度か発生しました。今回の写真は、2010年12月の夜中2時ごろに1度目の雷音では眠い状態のままでしたが、2度目の雷音で飛び起きデジカメをベランダに立て約20分間の間4枚撮影する事が出来ました。2Fのベランダからでも南東方向は隣家の広い庭があるため、視界がよく、雷光が横からや垂直や色々な雷で、音でもビックリしながらの撮影でした。次回もチャンスがあれば、雷の写真を応募したいと思います。次回第11回も開催してください。撮影には十分注意しながら、広い田園での撮影は車中からの撮影を心がけています。

タイトル 雷の角

雷の角

撮影者 福岡県 栗林 由美子 様
2012年08月22日撮影
於:福岡県遠賀郡遠賀町鬼津
Title Lighting in the shape of a horn

受賞者コメント

雷の写真は撮りたくてもなかなか撮れるものではなく、そのような中で賞を頂いて大変光栄です。この写真は、自宅にいる時に雷が鳴り出したので、急いでカメラを持って見晴らしの良いところまで行って撮影したものです。雷は、最初遠くの方で光っていました。それが突然、稲妻がこちらに伸びてきて、安全なところにいましたがドキッとしたのを覚えています。後で撮影した写真を見ると、稲妻がぐるぐる回って落ちるところを探している触角のようで、とても不思議でした。学術的にも珍しい写真と伺いましたが、大変希少で幸運なチャンスに恵まれたと思います。

佳作

タイトル 雷光の絆

雷光の絆

撮影者 鹿児島県 前原 益雄 様
2010年12月11日撮影
於:鹿児島県鹿児島市黒神町 桜島
Title Lightning Kizuna

受賞者コメント

12月の寒い日、午後4時頃からカメラをセットし、ピントを合わせてピント位置がずれない様にピントリングテープで止めて、爆発を待ちました。そして19時すぎに爆発してくれました。爆発そのものは小さかったのですが、火山雷が素晴らしく、レリーズコードのスイッチを押し続けました。その結果露出がオーバー目になってしまいました。このような雷光には、なかなかお目にかかれません。本当に運が良かったと思っております。雷光全部が継っているようでタイトルを「雷光の絆」と付けました。

タイトル 雷が轟く星空

雷が轟く星空

撮影者 大分県 荻本 佳則 様
2012年08月16日撮影
於:熊本県阿蘇市産山牧場
Title Lightning roars in the starlit sky

受賞者コメント

今年の九州北部は7月中旬より8月上旬頃まで記録的な集中豪雨により多大な被害が発生し、雷も多くゲリラ的な落雷によりこの被害も多数発生しました。私は長年星を取り続けていますが、8月16日は阿蘇山方面へ夕方より出掛けました。三脚を立て数枚撮影したら霧が発生し、星空は撮影不可能になりました。帰途中に産山牧場の駐車場で阿蘇山方面の雷雲の中で閃光が見えましたので牧場上空の星と閃光を撮影する事が出来ました。今迄の星空作品と違い、二度と撮れない作品を撮れたという気持ちは我ながら興奮しました。来年もまた安全な場所で雷を撮影したい所存です。

タイトル 行く手を阻む

行く手を阻む

撮影者 愛知県 伊藤 憲男 様
2012年08月13日 撮影
於:愛知県丹羽郡大口町 大口町町道
Title Lighting interrupts my destination

受賞者コメント

撮影した当日は、夕方近くのスーパーで夏祭りが開催され、和太鼓の演奏もありましたが、演奏も終わる頃には雷雲が発生し雨が降り出しました。雨は激しくなり雷も鳴り始め、見物に行っていた私達も大慌てで家へ帰りました。帰宅すると慌ててカメラを車に積んで雷の撮影に出掛けましたが、時間も経っているので雷は遠のきつつあります。撮影に間に合うように思いついたのがこの場所です。家から車で3分程の所で、町道と電柱をメインに、3km程先で落雷する閃光と共に画面構成し、連続撮影しました。ふるさと大口町で撮影した作品が選ばれて光栄です、ありがとうございました。

タイトル 天空の怒り

天空の怒り

撮影者 新潟県 安部 諭 様
2012年08月22日撮影
於:新潟県新潟市中央区万代
Title Anger of heaven

受賞者コメント

今回初めて雷の写真撮影を始めて初出品でこのような名誉ある賞を受賞し、大変嬉しく思っております。夕食中に雷が鳴り始めても雨が全く降らず、急いでベランダにカメラを設置して撮影しました。初めての経験でレンズ、構図、露出等の設定に試行錯誤で20分位費やしました。場所柄、新潟の街並みを入れたいと思い露出時間は5〜6秒に設定し、雷が鳴り止む2時間位、5秒間隔でシャッターを押しっぱなしでした。今回、新潟市内は雨が全く降らないで幸運でした。雷鳴の先の15Km位先の五泉地域は集中豪雨でした。今回の受賞を励みに今後も安全第一に雷の撮影に励みたいと思っております。

タイトル 群雷

群雷

撮影者 和歌山県 三田 輝樹 様
2008年07月29日撮影
於:和歌山県西牟婁郡すさみ町 潮来海岸
Title Flashing in groups

受賞者コメント

この作品を撮った時は、今でもはっきり覚えていますが、宵の内から西の空で、頻繁に鳴り続けていました。それを撮るべく白浜方面へ車を走らせ、大雨の中を撮っていました。東へ移動する雷。さすがに頭上に来ると大雨と強風で車の中へ避難です。東へやり過ごすと雷を追って移動開始、すさみ町の潮来海岸で遠くなる雷を撮り続けました。この日の雷はどのカットでも一度の露出で幾つもの雷が写っていました。こんな事は初めての経験です。それに普通は夜空が紫になる事が多いのに、この日は夕空の中で写したような色合いになりました。本当に珍しい作品になりました。 選んでいただきありがとうございました。

タイトル 落雷

落雷

撮影者 和歌山県 三田 輝樹 様
2012年09月08日撮影
於:和歌山県西牟婁郡白浜町 伊古木海岸
Title Lightning

受賞者コメント

雷を本格的に撮りだして、15.6年になりますが以前に比べて近頃は50Km圏内で落雷があったら、携帯電話のメールで知らせてくれるサービスを受けているので、撮影が非常に楽になり喜んでいます。この日も朝の3時前にメールを受け、日置海岸で撮影を開始しました。雨も降っておらず、沖合いで落雷していました。雷は西の方から、東へ移動していたので撮影場所を伊古木海岸に変えました。目の前が真っ白になる位の大きな落雷が何度かありました。この落雷も光ってない時は、辺り一面が真っ暗な闇の海でしたが、落雷と同時に昼のように明るくなり、船が闇夜に浮かび上がりました。本当にラッキーな一枚だと思います。ありがとうございました。

タイトル 光の競演

光の競演

撮影者 埼玉県 大石 誠也 様
2012年07月28日撮影
於:栃木県芳賀郡茂木町 茂木駅付近
Title The lighting competes in the sky

受賞者コメント

この日は毎年開催されている茂木町の花火大会とSL夜行列車の撮影へ出かけました。撮影場所の確保も出来て花火大会の時間まで待っていると、だんだん雲が増えてきて雷が鳴りだしました。駅へ戻り雨が止むのを待っていましたが止む気配もなく、停電などもあり、最初は帰ろうかとも思いましたが、次第に雨が弱まり、予定より少し遅れて花火大会が始まりました。花火大会でも時折光り、SLと花火と雷を収めることが出来ました。初めてこのようなコンテストに応募して佳作という賞を頂き、大変嬉しく思っています。

タイトル 節電の街に容赦なし

節電の街に容赦なし

撮影者 埼玉県 舘野 登史邦 様
2011年08月07日撮影
於:埼玉県さいたま市中央区 川越市街
Title No mercy on the city that saves power

受賞者コメント

佳作に選んで頂けたことを心から喜んでおります。ありがとうございました。この作品は東日本大震災から5ヶ月後の夏に撮影しました。自粛ムードから地元の夏祭りも中止となり、節電意識も板についてきた時期です。この日の夕刻、自宅から見渡せる川越市街が激しい雷雨になり頻繁な落雷が始まりました。「電気不足なのに自然はなんと無情なんだろう。」そう思いながらシャッターを切り続けました。まだ明るさが残っていたのでシャッター速度は1/50秒前後。とにかくタイミングを取るには感がた よりでした。この写真が撮れて拡大して見たとき、自然のPowerに驚愕するとともに、瞬間 を切り取る写真のすばらしさを感じました。ぜひまた応募したいと思います。

タイトル 雷撃

雷撃

撮影者 兵庫県 福井 誠之 様
2007年08月22日撮影
於:兵庫県明石市 明石海峡大橋
Title The thunderstroke

受賞者コメント

この夜は、雷雨が東(明石から神戸・大阪方面)に過ぎ去り、雨はすっかり上がったのですが、東の夜空に激しい落雷が続いていたので、慌ててカメラと三脚を持って明石海峡大橋の撮影ポイントに出掛けました。雷を撮影するのは初めてだったので、撮影パラメタをどう設定すればいいのかよくわかりませんでしたが、明石海峡大橋のライトアップを撮影するのと同じようにISO感度を下げてシャッター速度を10秒に固定、絞りを調整しつつ何枚も撮影していると、雷撮影初挑戦にしてこの「奇跡の一枚」が撮影できました。ちなみに写真右に写っているカラフルな点線は、激しい雷雨で神戸空港に着陸できずに上空で旋回していた旅客機の軌跡です。乗客の皆さんは生きた心地がしなかったのではないかなと思います…。

タイトル 竜の巣、現る

竜の巣、現る

撮影者 埼玉県 芹澤 秀男 様
2012年09月11日撮影
於:埼玉県さいたま市中央区本町西
Title The dragon’s nest is revealed

受賞者コメント

この度、佳作に選んで頂きましてありがとうございました。毎年、自宅付近では6月から9月にかけて、何回か雷が通り過ぎることがあります。この日は夜遅くになって遠くで雷がなっているのが聞こえ、しばらく狙っていた所、このようなおどろおどろしい竜の巣が近づいてきて、うまく撮る事ができました。雷写真は偶然の産物だと思いますが、これからも上位入賞を目指して頑張りたいと思います。

タイトル 心にひびく

心にひびく

撮影者 茨城県 篠﨑 智宏 様
2012年07月28日撮影
於:茨城県坂東市
Title Get to heart

受賞者コメント

この度は佳作に選出して頂き、大変光栄です。今までも雷撮影にトライし、色々と写真に収めてきましたが、今回は自分を入れての作品が撮れないかと雷とのタイミングをはかりながら、セルフタイマーや連写で挑戦し何枚か撮れた内の一枚を応募しました。このような作品は見たことがなかったので面白いかと思います。雷はすごく危険ですが、これからも撮影に挑戦していきたいと思います。ありがとうございました。

タイトル 雷雲へのフライト

雷雲へのフライト

撮影者 東京都 小林 里奈 様
2012年07月08日撮影
於:福岡県 上空
Title Flying toward a cloud of thunder

受賞者コメント

この度は数多くの応募の中から本作品をご選出頂き誠にありがとうございます。写真コンテストに応募したのは初めての事でしたので、入賞のご一報に驚きと共に大変感激しております。撮影をしたのは日本から中国の成都へ飛行機で向かっている最中で、激しい雷雨の日でした。飛行機の高度が上がりちょうど積乱雲の中心部から雷が発生するのを間近で確認し、100枚程撮った内の1枚です。飛行機の窓ガラスを挟んでの撮影だった為、機内の光が反射しないようにするのが大変でした。真っ暗な視界が雷の光で一瞬照らし出される光景はとても圧巻で、その一瞬を写す事が出来とても嬉しいです。次は地上からの落雷の様子を撮影し、是非また来年貴社の雷写真コンテストへ応募をしてみたいと思います!

※上記の情報、写真を無断に使用、転用、販売することは固く禁じます。