第8回雷写真コンテスト作品紹介

第8回雷写真コンテストに多数のご応募を頂き、誠にありがとうございました。2010年1月〜10月の期間内で募集し、2010年10月26日(火)、弊社東京本社にて審査を行いました。今回も日本のみならず、海外を含む各地より多数のご応募を頂きました。本来雷は危険なものですが、一瞬の煌めきの美しさを感じずにはいられません。今回は残念ながらグランプリと学術賞に該当する作品はありませんでしたが、様々な場面で撮影され、ご応募いただいた作品は、どれも素晴らしく、審査に困難を極めました。本年も多数のご応募をお待ちしております。
※学術賞はご応募いただいた作品の中で、学術的に貴重な作品に対して贈られる賞です。したがって入賞数は変動いたします。

  • 双竜
  • 轟音と共に…。
  • 落雷
  • 荒天志賀の島
  • 夕焼けの中の閃光
  • 塔と雷光
  • スカイツリーと雷
  • 雷電
  • 広がる雷光
  • 火星人出現
  • 光ヲ掴メ
  • 雷光駆ける
  • 襲雷
  • 直雷
  • 都会の神光
  • 雷光

金賞

タイトル双竜

双竜

撮影者 岐阜県 高羽 浩 様
2010年08月25日撮影
於:岐阜県岐阜市
Title TWIN DRAGONS

受賞者コメント

帰宅途中に前方に雷が頻繁に落ちており、急いでカメラと三脚を積んで撮影に行きました。デジタルカメラによる星やホタルの撮影では、都会であっても明るい部分が飽和しない短時間露出で連続撮影を行い、多数の画像を比較明合成することで光をつなげて迫力のある面白い写真を作ることができます。今回もその手法を使い、2秒露出の連続撮影とし、私は安全な車の中で眺めておりました。雨が降ってきたため撤収しましたが、228コマのうち52コマに稲妻が写っていました。おもなコマを比較明合成してみると、思った通りの大迫力です。写真投稿サイトにアップしたところ、このフォトコンの存在を知りましたが、デジタル合成不可ということでその写真は使えず、稲妻が2つ入っている1コマ撮りの画像で学術賞を、と思っていましたが、全員一致で金賞とのこと、高い評価で驚いております。雷の撮影に最適なパラメーターがわかったので(今回はISO200、F5.6で飽和するコマもいくつか)、来年は長良川と岐阜城を背景に更に迫力ある写真を撮ってみたいと思っています。

銀賞

タイトル 轟音と共に…。

轟音と共に…。

撮影者 栃木県 川西 孝司 様
2010年07月24日撮影
於:栃木県宇都宮市 北関東道付近
Title WITH THE ROARING THUNDER

受賞者コメント

この度は「雷写真コンテスト」での入賞のご連絡を頂きありがとうございます。この日は近くで花火大会も行われ仕事帰りに撮影しようとカメラを持ち出していました。花火が上がる直前までものすごい雷雨で中止になると思い仕事を終えて帰路につきました。帰る方向を見ると空一面を縦横無尽に走る雷に心を惹かれて撮影できる場所を探しました。三脚にカメラをセットしてタイミングを見計らいながら、轟音と一緒に頭上を走る雷を待ちました。運もよく1回のシャッターで撮影できた満足感もあり、以前から興味のあった雷写真コンテストに応募しようと思いました。大勢の皆様の作品の中から私の作品を選考してくださいまして大変感謝しております。この度は誠にありがとうございました。

銅賞

タイトル 落雷

落雷

撮影者 熊本県 河本 泉 様
2010年08月18日撮影
於:熊本県熊本市花岡山
Title LIGHTNING STRIKE

受賞者コメント

日中の雷写真を撮るために、市内を見わたせる小高い山に登り待っていると、遠くに夕立があり所々で落雷が発生。撮影するのには少し遠い。しばらくすると雷雲がだんだん近づいて来たので雨が降っている方向にカメラを向け、夢中でシャッターを切り続けて200枚ほど撮影した中の1枚がこの写真です。日中の雷写真では、雨の降っている所や低くたれこめた雷雲の様子を写しこめる事が出来ました。入賞の電話連絡があり誠にありがとうございました。夕立は移動します又雷光は、一瞬の光の為に撮影は大変苦労しました。その後私がいる場所も薄暗くなり強い風とともに雨が降り出し急いで車内へ避難、その後土砂降りの雨になりました。

タイトル 荒天志賀の島

荒天志賀の島

撮影者 福岡県 飯田 幸一郎 様
2007年01月03日撮影
於:福岡県福岡市東区志賀の島
Title SHIKANOSHIMA IN STORMY WEATHER

受賞者コメント

日没前の雷撮影の難点は、どうしても露出過度になるということで、雷光を適確にキャッチし、しかも周りの光は極力制御することが最大のポイントとなります。特にバルブ撮影時には、黒幕等でレンズからの入光を時折遮断する等のテクニックが必要となります。撮影当日は幸いどんよりくもり日没前のドラマチックな雷光を露出オーバーにならずキャッチできました。鳥と岩の“静”雷光と波の“動”のコントラストが最大のねらいだったので、もう少し波をブラしたほうがより荒天の雰囲気が出たかもしれません。

タイトル 夕焼けの中の閃光

夕焼けの中の閃光

撮影者 福岡県 遠藤 俊明 様
2010年08月06日撮影
於:佐賀県唐津市浜玉町
Title LIGHTNING IN THE SUNSET

受賞者コメント

この日は、佐賀県唐津市浜玉町の町内花火大会が予定されていました。その花火大会を見学しようと、夕方、唐津湾が見降ろせる高台に行きました。小雨が降っていましたが、雲の隙間から夕日が漏れ、西の空全体が黄金色に輝いていました。時々、対岸に雷が落ちており、とても幻想的な風景だったので、シャッターを切りました。その中の1枚を投稿させて頂きました。初めての投稿でこのようなりっぱな賞を受賞できて大変嬉しく思っております。今後は雷鳴が聞こえてくると自然とカメラに手がいくようになると思います。来年も素敵な雷の写真が撮れましたら、是非、投稿したいと考えております。

佳作

タイトル 塔と雷光

塔と雷光

撮影者 岡山県 柴田 靖夫 様
2010年06月30日撮影
於:岡山県総社市上林 備中国分寺
Title TOWER AND LIGHTNING

受賞者コメント

2008年・2009年と、五重塔と雷を撮影したいと思いチャンスを狙っていましたが仕事や時間帯に恵まれず、深夜の雷鳴に飛び起きて25分車を走らせたりしましたがすでにピークは過ぎていたりで なかなか撮影することができませんでした。それが2010年は何故か3度の撮影チャンスに恵まれました。五重塔周辺は田園に囲まれていて雨や雷を避ける場所がほとんどないため雨上がりを狙うか遠方を通過する雷雲を狙います。今回 佳作を頂いた写真は岡山県中部を東へ通過する雷雲を撮影したものです。雷雲以外は星が見えていたりで落雷の心配もなく 撮影を楽しむことが出来ました。また少ないチャンスを狙ってみたいと思います。この度は ありがとうございました。

タイトル スカイツリーと雷

スカイツリーと雷

撮影者 東京都 前嶋 裕 様
2010年07月24日撮影
於:東京都墨田区
Title LIGHTNING AND TOKYO SKY TREE

受賞者コメント

この写真を撮影した場所は、2008年に優秀作品として選出していただいた「夕暮れの雷」と同じく、自宅マンションの屋上です。東京スカイツリーの建設により、そこから見える風景は、わずか2年で随分変わりました。そして今も変わり続けています。2008年に賞をいただいた時に、また同じ場所から建設される東京スカイツリーと雷をカメラに収め、このコンテストに応募しようと思っておりましたので、今回また賞をいただいたことは、大変うれしく思います。そして、今度は、完成された東京スカイツリーと迫力ある雷を撮り、また応募したいと思います。

タイトル 雷電

雷電

撮影者 広島県 尾田 利裕 様
2007年06月08日 撮影
於:広島県尾道市御調町
Title RAIDEN

受賞者コメント

このたびは「雷電」を選んで頂き、ありがとうございます。撮影場所は、自宅2階の寝室で、出窓に卓上三脚を置き撮影しました。この時、注意したのは、シャッター速度が低速なのですが、私のカメラはケーブルレリーズ使用不可な機種なため、ブレないようゆっくりと、少しずつ一定量の息をはきながらシャッターボタンを押したままにしておくことでした。また、恵まれたのは雷の発生回数です。雷のショウタイムみたいで、見ごたえがありました。とても、ドキドキしました。あわせて、この状況だと、自分に落雷するかもしれないというドキドキもあり、撮影途中で恐怖を感じたりもしましたが、とりあえず、はじめて雷を撮影できた幸運に感謝しつつ応募させて頂きました。

タイトル 広がる雷光

広がる雷光

撮影者 和歌山県 三田 輝樹 様
2008年07月29日撮影
於:和歌山県すさみ町 朝来海岸
Title LIGHTNING SPREAD

受賞者コメント

この作品は2008年の7月に撮ったのですが、この時は空の状態が不安定だったのか毎日の様に雷が発生していました。この日も夕方になると、雷が鳴り出したので良い撮影ポイントを求めて明るいうちから、スタンバっていました。いつも西の方から雷がやってくるので、この日は白浜方面へ車を走らせました。 視界の開けた場所に着くとあちらこちらで稲光が見えました。でも、明るい時は一瞬の事で撮るのは難しいけれども、雷を目の前にして撮らずにおれません。撮り続けました。失敗の中にも何コマか作品ができました。そうしている内に、雷が頭上を通過して東へ移動して行きます。さすがにこの時は土砂降りの雨と強風の為、一時車の中へ避難です。雷の移動と共に私も東へ移動しました。いつも撮っているすさみ町へ着くと辺りも暗くなり、絶好の雷撮影日和になっていました。と言うのは、稲光の間隔が非常に短く次から次へと光続けていたからです。海の上で光っていた雷が、頭上まで閃光を広げた様は、クモが獲物を獲るために網を広げた様に思えました。これからも雷を目の前にしたら、撮らずにおれないので事故の無き様、注意しながら撮り続けたいと思います。ありがとうございました。

タイトル 火星人出現

火星人出現

撮影者 鹿児島県 田中 安秀 様
2010年03月30日撮影
於:鹿児島県鹿児島市 黒神町
Title MARTIAN APPEARS

受賞者コメント

鹿児島に住んでいながら一度も桜島の噴火の姿を見たことがありませんでした。チャンスがあれば撮影してみたいと思っていました。初めて行った時、桜島の爆発にすばらしい感動をおぼえましたが、ピントがずれて残念な思いをしました。それから何回も行きましたが、なかなか雷のある写真の撮影が出来ませんでした。夜は噴火をなかなかしませんが、三回は撮影出来、嬉しく思いました。夕方6時頃から朝の5時くらいまでの撮影でした。

タイトル 光ヲ掴メ

光ヲ掴メ

撮影者 北海道 池田 繁キ 様
2008年07月12日撮影
於:北海道白糠郡白糠町 坂の丘公苑
Title CATCH THE LIGHTNING

受賞者コメント

2009年に「雷フォトコンテスト」を知りましたが、応募の締め切りは過ぎていて出品できませんでした。私の住む道東では川も凍りつくほどにシバレあがりますが、大雪や大雨に見舞われることはありません。反面、自然現象に興味がある者としてはこの穏やかな空模様が物足りなくもあります。この作品、此処では1年に1度(この程度でも)あるかないかそんな雷でした。露出はかなり不満です。ですが日頃雷に接する機会が少ないのでマァある意味狙い通りの構図、そんな風に割りきっています。今回出品できたこと、コンテストを主催されます音羽電機工業に感謝いたします。ありがとうございました。

タイトル 雷光駆ける

雷光駆ける

撮影者 鹿児島県 里村 強志 様
2010年09月22日撮影
於:鹿児島県鹿児島市 鹿児島新港
Title LIGHTNING RUNS

受賞者コメント

雷の撮影は、それまでも何度か挑戦してことごとく失敗し難しさを感じていました。当日は、たまたま中秋の月を撮影中に反対側の市街地上空で雷光がしたためあわてて撮影し、運良く写し止めることができたものです。ほんの数分の出来事でしたのでラッキーでした。

タイトル 襲雷

襲雷

撮影者 東京都 内野 隆造 様
2010年07月24日撮影
於:東京都東大和市桜が丘
Title LIGHTNING ATTACK

受賞者コメント

雷は初めての撮影です。友人にこのコンテストが有るのを聞き応募しました。入選の知らせに大変おどろいています。自営飲食業を営んでいる傍ら、雷が鳴っていても撮影するチャンスはなかなか有りません。この日は営業を終え夕食の最中、雨は降っていないのに窓越しに閃光が盛んに光って見えたので、これはと思い自宅三階の部屋の窓を開けたらショータイムが始まっていました。かなり広い範囲での落雷を確認、広角レンズを付けてカメラをセット、タイミングを測って夢中で撮影、長時間鳴り響いていました。まさか自宅の指定席から撮れるとは夢にも思いませんでした。沢山の応募の中から佳作賞を頂きありがとうございました。

タイトル 直雷

直雷

撮影者 秋田県 柴田 敏範 様
2010年07月24日撮影
於:秋田県横手市増田町 真人公園
Title DIRECT LIGHTNING

受賞者コメント

7月のある日の夜9時頃、雨もなく、頻繁に走る稲妻を眺めながら、もしかしたら写真に収めることができるかもしれないと急いでカメラを持ち出し近くの公園の高台に行きました。三脚が手元に無かったため、感度を上げ、手持ちギリギリで撮れるシャッタースピードまで落としながら、稲妻が走った瞬間にシャッターを切ると約 500メートルの場所に激しい音と共に落雷。初めて見る落雷に感動よりも恐怖を覚えました。雷の撮影は一歩間違えば大変危険なものだと思います。しかし、写真を撮る側にしてみれば、2つと存在しない、そしてほんの一瞬しか見ることのできないアートです。それを何事もなく収めることができたこと、そしてその画が今回評価されたことに大変感謝をしております。この度は誠にありがとうございました。

タイトル 都会の神光

都会の神光

撮影者 東京都 加賀見 久美子 様
2008年07月撮影
於:東京都中央区月島 
Title SACRED LIGHT IN THE CITY

受賞者コメント

夕方頃から暗雲が空を覆いはじめると、雨とともに、何処か遠くの方でゴロゴロと音が聞こえて来ました。その音が次第に大きく鳴り響くのを感じて、こちらに向かっているので は?と思いました。それから30分ぐらい経ったでしょうか、目の前のマンションに降りし きる雨の中、いきなり閃光と雷音が走ると、私は、慌ててベランダに出て三脚にカメラを付けて、この辺に雷が落ちたら凄いだろうなと思い、あくまでも予想でアングルを決めて、チャンスを待ちました。シャッターをBで切りはじめた直後、予想のアングル内に紫色の 閃光が辺りを染め、高い音色の雷音が響いた感動の瞬間でした。そして、10秒後にシャッターを閉じました。

優秀作品

タイトル 雷光

雷光

撮影者 群馬県 鈴木 英一 様
2010年07月24日撮影
於:群馬県館林市朝日町
Title LIGHTNING

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