第5回雷写真コンテスト作品紹介

第5回雷写真コンテストを07年1月〜10月の期間内で募集し、11月13日(火)、弊社東京本社にて審査を行いました。多数のご応募頂いた雷写真の中から、グランプリをはじめとする入賞作品20点を決定致しました。応募作品の中には、学術的に貴重な作品や日本各地での撮影(冬季雷・夏季雷),海外での撮影などすばらしい作品が多数あり、審査に困難を極めました。たくさんのご応募を頂き、誠にありがとうございました。
※学術賞はご応募いただいた作品の中で、学術的に貴重な作品に対して贈られる賞です。したがって入賞数は変動いたします。

  • 雷光
  • 放電
  • スケルトンビル
  • 都市落雷
  • 閃光の神戸港(1)
  • 哲学の木と閃光
  • 夜空の競演
  • 被雷・避雷
  • 一撃
  • 雷光の島
  • 噴火と火山雷(桜島)
  • 上昇する雷光/伊豆諸島利島付近
  • 伝説の宴
  • 夜空の血管
  • 美的落雷
  • 春到来
  • 積乱雲の中で
  • 降臨
  • 海雷
  • 迷走する雷光
  •  宵の稲妻走
  •  雷光の朝
  • 雷鳴に震える
  • 雷光大文字
  • 昼の稲妻
  • RAKURAI
  • 轟く
  • 雷と虹の競演
  • 落雷
  • 賑やかな海

グランプリ

タイトル 雷光

雷光

撮影者 静岡県 野田 清子 様
2006年7月28日撮影
於:山梨県 富士吉田市富士山七合目

受賞者コメント

この度は、私の写真を選んでいただき本当にありがとうございました。富士山吉田口七合目の山小屋を手伝うようになって、12年になります。その間、好きな写真を色々撮ってきました。少ないチャンスですが、「雷」も大切なテーマのひとつです。この写真は昨年夏に写したものです。大変な幸運に恵まれ、私のカメラに収まりました。御社をはじめ関係各位に心からお礼申し上げます。来年も良い写真が撮れますよう努力致しますので、よろしくお願い致します。

金賞

タイトル 放電

放電

撮影者 兵庫県 若山 隆則 様
2007年8月22日撮影
於:兵庫県尼崎市武庫之荘

受賞者コメント

この日は雨が振っていないのに、雷が鳴り響いていました。もしかしたら写真が撮りやすいのではないか?と思い、バルコニーに出て光りそうな空の方向を数回撮ってみたりしました。その時点では空に少し稲妻が走るのを撮っただけで、更に恐がりながら撮っていたので手ブレまで起こしていました。「これでは撮れない!」と三脚を用意して、思い切ってチャンスを待ちました。すると何度か違うところで雷が光った後に、奇跡的に1度、まるで鉄塔から放電が起こったかのようなアングルで雷を撮ることができました。この直後から激しく雨が降りだしたので、結果的には1度きりのチャンスでした。初めて雷を撮影したのでシャッター速度も絞りも、違う被写体の撮影からの応用と勘と最後は運に任せるしかありませんでした。子供の頃からいつかは雷を撮影してみたいと思っていたので、撮影に成功し、このような光栄な賞までいただけて大変嬉しく思います。そして、写真を見てこちらのフォトコンテストを見つけてくれた弟夫婦にも感謝です。

銀賞

タイトル スケルトンビル

スケルトンビル

撮影者 東京都 乙咩 公倫 様
2007年6月14日撮影
於:バンコク ラマ3世通り

受賞者コメント

異常気象のせいか、4月末から雷の季節が始まり、結果的には雷写真大漁の1年でした。ひそかに3年連続入賞を期していましたが、望外の「銀賞」を頂き喜んでいます。ありがとうございました。1997年にタイでバブルが弾けた時に、建設が中止されたままになっているビルです。クレーンが上がっていません。このビルの骨格に透ける落雷を狙っていました。先に背景を決めて「ここに来い!」と念力で雷を呼び寄せる撮りかたと、雷を追いかけてカメラの方向を決める撮りかたを使い分けています。どちらも一人合点で、思うようにはならないのは同じですが。デジタルカメラはラチュードが狭いので、絞りを決めるのに悩みます。自分でプリントしているのですが、いつもレタッチの地獄にはまります。その中では、この写真は、右のビルを少し明るくした程度で完成出来ました。露出が適正だったという事でしょうか。雷写真は、適正露出について考えたり実験したり出来る面白い機会です。来年も精進して応募します。

銅賞

タイトル 都市落雷

都市落雷

撮影者 広島県 鳥越 修 様
2007年3月27日撮影
於:中国上海

受賞者コメント

このたびは雷写真コンテストで銅賞をいただきありがとうございました。この写真は2007年3月末、高校に進学が決まった娘と、初めて二人旅をしたときに撮ったものです。上海は初めてで夜景を見るならグランドハイアットの最上階と決めていました。あいにく天気が悪く綺麗に見えるかどうか不安でした。一応カメラを持参。1,200円もするコーヒーを飲みながら娘の為と夜景鑑賞。写真は私の趣味ですがラッキーにも稲妻が映っていました。この写真を選んでいただき、ありがとうございました。

タイトル 閃光の神戸港(1)

閃光の神戸港(1)

撮影者 大阪府 白根 勲 様
2007年8月19日撮影
於:兵庫県神戸市中央区港島

受賞者コメント

夜景などを撮るつもりで神戸へ行ったところ、天気は雷。デジタル一眼を買ってから初めての機会でしたが、運よく写真に収めることができました。橋を大きく入れた構図は、橋の下で雨やどりをしていたのが主な理由です。これからは雨の対策も準備して、チャンスがあればまた応募したいと思います。

タイトル 哲学の木と閃光

哲学の木と閃光

撮影者 北海道 宮本 典佳 様
2007年8月7日撮影
於:北海道美瑛町

受賞者コメント

この度は、銅賞に選んでいただき誠に有難うございます。この作品を撮影した当日は、雷注意報が出ていました。貴コンテストのことは、以前から知っておりましたので、いいところで光ってくれないかな?と、カーラジオのノイズをたよりにロケハンしていました。ちょうど、午後3時頃から、ピカピカゴロゴロが激しくなりました。撮影ポイントを決め、光るのを待ちました。なかなか、自分の希望する場所で光ってくれませんでしたが、そんななか撮れた作品が、この1枚でした。

タイトル 夜空の競演

夜空の競演

撮影者 神奈川県 佐々木 英輔 様
2007年7月30日撮影
於:神奈川県三浦郡葉山町

受賞者コメント

神奈川県の海岸でおこなわれた花火大会の1コマです。花火が沖合から打上げられその隣に雷がひびきました!

学術特別賞

タイトル 被雷・避雷

被雷・避雷

撮影者 鳥取県 橋本 英和 様
2007年4月4日撮影
於:千葉県成田市駒井野

受賞者コメント

飛行機を撮影するために成田に出かけた際、宿泊先で撮影しました。窓越しに雷雲が近づいて来るのが見えたので“これはもしかしたら撮れるのでは!?”と思い出窓にカメラを固定(三脚を持っていなかったため窓ガラスにレンズをあてて他のレンズを支えにして固定しました)、時計を見て、光る間隔を計算しつつ何度もシャッターを切ってようやくとらえる事ができた1コマです。落雷の瞬間は凄まじい光と音に圧倒され身震いするような感じでしたが、一呼吸おいてモニターで画像を確認したら離陸した直後の飛行機に落雷したものだと分かり驚きました。機首に被雷し翼端から避雷する様子は我ながら貴重な1コマだと思うと同時に、飛行機の安全性はすごいものだと改めて感心させられました。

学術賞

タイトル 一撃

一撃

撮影者 兵庫県 木下 善文 様
2007年8月22日撮影
於:兵庫県神戸市北区藤原台北町

受賞者コメント

この度は学術賞なる栄誉ある賞に選ばれ、感激しています。この写真は我が家のベランダ(17階)から撮りました。平素より、雷など自然現象には関心があり、ゴロッと鳴ればカメラを空に向けています。 この日も晩夏のカミナリショーが開演。急いで帰宅し、カメラを空に。画角もそこそこに数枚、目を離した瞬間、突然の爆音と閃光に全身を包まれました。撮れた確信が無く、パソコンで確認できた時の驚きと喜び、筆舌できません。当然の如く、偶然に期待する雷写真ですが、これほどの偶然は「二度と無い」のでは? 偶然が写させて頂いた作品です。

タイトル 雷光の島

雷光の島

撮影者 長野県 岡田 光司 様
2007年2月27日撮影
於:モルディブ共和国 オルベリ島

受賞者コメント

入賞のご連絡ありがとうございました。この写真は2007年の2月にモルディブ共和国のオルベリ島で撮影致しました。夜の雷はシャッターを一定時間開いておけるので、比較的撮影しやすいのですが、この写真は夕方の雷を撮影したものです。光ってからシャッターを切ったのでは遅いので、周期と光る位置を良く確認してタイミングに合わせ、ただひたすらにシャッターを切りました。うまくシャッターが開いている一瞬に光ってくれた幸運の一枚です。これからも決して多くないチャンスを確実に形にしていこうと意気込んでいます。

タイトル 噴火と火山雷(桜島)

噴火と火山雷(桜島)

撮影者 鹿児島県 住 秀 様
1998年4月3日撮影
於:鹿児島県鹿児島市東桜島町

受賞者コメント

鹿児島のシンボル桜島は、1955年(昭和30年)10月に爆発を再開してから現在も尚噴火活動を続けており、7,000回の爆発をしております。この頃も、仕事を午後6時に終えて愛車の自転車で桜島へ渡り、いつもの撮影場所へ1時間かけて行きます。この日は曇っていて星が見えなかったのでレリーズで露光をかけていました。すると音も無く赤い噴石が少しですが見えてから火山雷が何回も見えました。火山雷が見えることはめったに無く感動を覚えております。火映現象は何回も撮影しますが火山雷が見えたのは、ほんの数回しかありませんでした。今年の夏に古い写真を探していたら、偶然に噴火の写真が見つかったので思い出して出品したものです。あの頃は仕事が早番の時は毎日のように、自転車で桜島フェリーに乗って桜島の撮影場所の穴場である野尻、持木、東桜島、古里に撮影にいったものです。最近は爆発も少なくなりましたが、昨年から昭和火口が58年振りに噴火をしましたので、最近では時々黒神の方から昭和火口を撮影しております。この度は思いがけない賞を頂き誠に有難う御座いました。

タイトル 上昇する雷光/伊豆諸島利島付近

上昇する雷光/伊豆諸島利島付近

撮影者 東京都 伊東 耕二 様
2006年2月21日撮影
於:東京都杉並区浜田山

受賞者コメント

2006年2月21日、インタ−ネット上の雷雲情報により、伊豆諸島利島付近に小さいけれど強い雷雲がある事が判明。早速観測を開始しました。23:08:39 カメラが何かを感知! 映像を確認したところうねうねと発光が上に伸びていく「上昇する雷光」が写っていました。最初はこれが雷光だとは判らず、その後に同じ場所で発生した雷によりこれが放電現象である事が判明しました。このように何もない上空に向って伸長する雷光の観測は初めてであり、最初に映像を見た時の鳥肌が立つような感覚は久し振りでした。尚、一緒に写っている恒星を使用した仰角測定により、雷光の先端高度は約 12.0 kmと推定されます。去年に引き続きの学術賞受賞との事、誠にありがとうございます。今後共スプライトやエルブスなどの高高度発光現象や雷などの科学的な解明に役に立つ事が出来れば・・と思っております。また最後になりましたが御社の今後の一層のご発展をお祈りしております。

佳作

タイトル 伝説の宴

伝説の宴

撮影者 和歌山県 鈴木 一好 様
2007年4月27日撮影
於:和歌山県東牟婁郡串本町名勝 橋杭岩

受賞者コメント

2001年7月6日、地元の撮影ポイント橋抗岩に早朝3時半頃すごい雷あるも自宅から約10分の橋抗岩にタッチの差(2分?)で間に合いませんでした。当日先客2人組にすばらしい雷(イナズマ)を撮られ口惜しい思いから、何時かきっと・・・との思いで雷を追いかけました。やっと今年の4月27日、夕食後の雷音、雨の中、橋抗岩へ車中から2台のカメラで、車窓の片側を開け、バルブ仕掛けもレンズ内にイナズマ入らず、10分程して狙いの橋抗岩バックに、それも横一線のイナ光が19m/mレンズほぼ一杯に入った。やッ、光量不足?バックの橋抗岩への露光不足と感じ、f5.6,約7分位の時間をかけ、念願の狙いどおりの珍しい横一線のイナズマをおさめる。これまでも、縦線のイナズマは数あれど、広角レンズ一杯に入るイナズマは珍しく、串本町 和歌山県のフォトコンテストに応募を頼まれるも断り、貴社の雷コンテストに応募した次第です。惜しまれるのは、雷光が弱くバックの橋抗岩の露光に7分は露光オーバー?か、5〜6分でバルブを閉じたら・・・と惜しまれます。評価も低いもの?残念です。横一線のイナズマは今後は?名勝 橋抗岩でのイナズマ写しに精進します。

タイトル 夜空の血管

夜空の血管

撮影者 山梨県 瓜生 智宏 様
2007年8月19日撮影
於:山梨県甲斐市

受賞者コメント

雷が鳴っている時というと、ほとんどが雨が降っている中での撮影となり、カメラが濡れないように、または湿気でレンズが曇らないように気を使わなければなりません。しかし、この作品を撮った時の撮影場所では雨が全く降っていなくて、レンズが曇るような湿気もありませんでした。良い環境で撮れたので、じっくりしっかり雷をとらえることができました。また来年も狙ってみたくなりました。雷も写真で見ると、人の血管のように太い筋からいくつもの細い筋がのびていて、まさに夜空の血管だと感じました。

タイトル 美的落雷

美的落雷

撮影者 広島県 山本 春美 様
2007年7月下旬撮影
於:広島県世羅郡世羅町

受賞者コメント

私は、この場所で天体写真を撮影しています。この日は午後から雷雲が発生したので撮影をあきらめ小屋に避難して雷雲の通過するのを待っていました。夜になって雷雲が遠方に通り過ぎていったので機材にカメラをセット、小雨が降っていたのでカメラにビニール袋を被せレンズだけ出して4枚撮影したなかの一コマです。この時は一瞬目の前が真っ白になってどこへ落雷したのか分かりませんでした。現像が出来上がって初めて近くに落雷したのが分かりました。おそらく数百メートル前だと思います。

タイトル 春到来

春到来

撮影者 福岡県 飯田 幸一郎 様
2007年3月20日頃撮影
於:福岡県北九州市八幡西区平野

受賞者コメント

昼間だったのでバルブ露出が使えずとにかく光っている間中シャッターを押し続けました。予想外に苦労して撮った一枚です。

タイトル 積乱雲の中で

積乱雲の中で

撮影者 兵庫県 酒井 洸嘉 様
2003年9月9日撮影
於:兵庫県宝塚市

受賞者コメント

昼間から、大きな積乱雲が東の空に現れていた。夜、月の出る頃になってもそのまま少しずつ形を変えながら残り、気温の低下の為か、時々雷光がその雲の中で光った。稲妻の光を待って、何回かシャッターを切ったうちの一枚。その後、雲間から月が顔を出した。残念っ!

タイトル 降臨

降臨

撮影者 大阪府 村川 雄一 様
2007年6月9日
於:奈良県生駒市南田原町

受賞者コメント

雷を撮影し出して13年になりますが、コンテストの存在を知った のが今年で、初応募で入選した事はうれしい限りです。この日は「比較的近くで連続して雷が発生しているが、撮影ポイントで は雨が降っていない」という絶好の雷撮影日和?で、20枚ほど写し込んだうちの1枚です。

タイトル 海雷

海雷

撮影者 大阪府 飯田 浩教 様
2007年7月10日撮影
於:兵庫県洲本市 淡路島

受賞者コメント

「海雷」は淡路島の旅館の部屋から撮りました。台風が接近しており、強い風が吹いていたので、撮影をしては窓を閉め、また窓を開け撮影を・・・という具合でした。寒さに震えながら撮った甲斐がありました。これからも、雷をモチーフのひとつとして撮りつづけたいと思います。

タイトル 迷走する雷光

迷走する雷光

撮影者 広島県 熊谷 鋭 様
2007年8月19日撮影
於:広島県広島市中区南千田西町

受賞者コメント

近年にない激しい雷が継続し、思わずカメラを自宅ベランダに持ち出し落雷の瞬間を想定しながらシャターを押した。その数枚の中から偶然ではあったが、市中を迷走し暴れまくる雷光を捉えた。雷光の行き先は、鉄塔,ビルの避雷針,作業クレーンの先端であった。十分に暴れた雷は数分後には何事もないように何処かに行った。

優秀作品

タイトル 宵の稲妻走

 宵の稲妻走

撮影者 山形県 結城 耕二 様
2007年8月6日撮影
於:山形県山形市中沼

タイトル 雷光の朝

 雷光の朝

撮影者 静岡県 鵜飼 康裕 様
2006年9月10日撮影
於:静岡県静岡市 山伏岳

タイトル 雷鳴に震える

雷鳴に震える

撮影者 愛知県 稲田 豊 様
2007年8月19日撮影
於:愛知県刈谷市内
タイトル 雷光大文字

雷光大文字

撮影者 兵庫県 田辺 弘年 様
2007年8月22日撮影
於:兵庫県神戸市須磨区白川台
タイトル 昼の稲妻

昼の稲妻

撮影者 兵庫県 酒井 洸嘉 様
2006年8月22日撮影
於:兵庫県宝塚市
タイトル RAKURAI

RAKURAI

撮影者 広島県 岡本 敏男 様 
2007年8月19日
於:広島県安芸郡府中町浜田
タイトル 轟く

轟く

撮影者 広島県 山上 正子 様
2007年6月7日撮影
於:広島県福山市蔵王山
タイトル 雷と虹の競演

雷と虹の競演

撮影者 長野県 河野 浩 様
2007年8月6日撮影
於:長野県下高井郡野沢温泉村
タイトル 落雷

落雷

撮影者 茨城県 武藤 正夫 様
2006年8月24日撮影
於:茨城県ひたちなか市那珂湊
タイトル 賑やかな海

賑やかな海

撮影者 東京都 乙 公倫 様
2007年8月27日撮影
於:ラヨン県ラヨン市(タイランド)

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