第4回雷写真コンテスト作品紹介

第4回雷写真コンテスト受賞作品紹介

第4回雷写真コンテストを4月〜10月の期間内で募集し、06年11月7日(火)、弊社東京本社にて審査を行いました、多くのご応募頂いた雷写真の中から、グランプリを初めとする入賞作品を決定致しました。応募作品の中には学術的に貴重な作品や日本各地での撮影(冬季雷、夏季雷)、海外での撮影などすばらしい作品が多数あり、審査に困難を極めました。たくさんのご応募を頂き、誠にありがとうございました。
※ 学術賞はご応募いただいた作品の中で、学術的に貴重な作品に対して贈られる賞です。したがって入賞数は変動いたします。

  • 夜空のダンス
  • 雷光
  • 春雷
  • 首都高速上空
  • 月あかりの雷光
  • その瞬間
  • 雷光とスプライト/茨城県沖-1(モノクロ)
  • 鉄塔直雷
  • 真冬の閃光
  • サインはL(ove)
  • 夏の夜海の雷
  • 稲妻といさり火
  • 札幌の嵐
  • キャッスルバレーの稲光り
  • 雷神来たる
  • 天の裁�
  • 都市電撃(ニューヨーク)
  • 岬から望む
  •  巨大スプライト/房総半島南方沖
  • 潮岬襲雷
  • 潮岬襲来
  • 夜のアンサンブル
  • 大荒れの模様
  • 夜空のシンフォニー
  • 落雷
  • 丹後海の春雨
  • 閃光と大橋(タテ)
  • 午後の霹靂(豊中?)-3
  • アベック雷
  • 天の裁�
  • 寒雷
  • 我が家の上に

グランプリ

タイトル 夜空のダンス

夜空のダンス

撮影者 茨城県 浅野 健治 様
2006年8月24日撮影
於:茨城県ひたちなか市那珂湊港

受賞者のコメント

このたび、グランプリを頂きまして誠に有難うございます。夢のようです。花火の日、夜空は雷と雨でした。車の中で待ち続け、雨がやみ、40分遅れて雷は鳴りつづけました。音はすごかったものの、恐る恐るカメラを取り出し撮影しました。これは花火と雷が同時に撮れないかと胸をドキドキさせながら撮影した一枚です。

金賞

タイトル 雷光

雷光

撮影者 京都府 高井 俊輔 様
2006年8月11日撮影
於:山梨県富士吉田市富士山七合目

受賞者のコメント

この写真は私が富士山の山小屋のアルバイトに行った時に撮影したものです。この日は夕方頃から西の方にきのこ雲のような大きな雷雲が出ていました。たまたま宿泊客も少なく雷が光り始めてからすぐに撮影を始めました。私が持っていたのは普通のデジタルカメラでしたので雷が光る瞬間とシャッターのタイミングを合わせるのに苦労しました。雷が光る間隔を数えながら30枚以上撮影し、唯一雷が写った写真がこの写真です。

銀賞

タイトル 春雷

春雷

撮影者 福岡県 飯田 幸一郎 様
2006年3月15日撮影
於:福岡県北九州市八幡西区香月西一丁目

受賞者のコメント

友人の家の窓からポジフィルムで撮ったものですが、ポジフィルムの唯一の欠点ともいうべきラスチュードの狭さのせいでフィルムの仕上りがどうしても暗くなってしまうので林の情景と雷の放つ光の強さとのバランスを撮るのに非常に苦労しました。今回の受賞を機にさらに“美しい雷”を求めて撮り続けていきたいと思います。

銅賞

タイトル 首都高速上空

首都高速上空

撮影者 東京都 乙咩 公倫 様
2006年6月11日撮影
於:バンコク市内の高速道路 

受賞者のコメント

第2回から3年連続で応募しています。昨年の入賞で熱が入って、今年は常時カメラと三脚をもっている事を心がけました。私の住んでいるラヨン県と首都バンコクの間は180kmほど離れているのですが、雷シーズン時には週末はバンコクの安ホテルに撮影旅行に出かけました。銅賞を頂いた作品はバンコクへ移動する途中での撮影です。路肩に停車して、車の中で三脚を組立て、雨が降り込まない方の窓を開けて撮影しました。目の前に自動車のピックアップトラックの広告がありましたのでこれを前景にいれる構図としてシャッターを切りました。そんなこんなで、雷写真にはまったままの状態が続いています。雷写真の最大の魅力は「幻の傑作」がたくさん出来ることです。「撮り逃がした雷」は大きいのです。撮れたと思った瞬間にアドレナリンがどっと湧いてくるような興奮も他に得がたいものです。来年の応募に向けて精進します。

タイトル 月あかりの雷光

月あかりの雷光

撮影者 東京都 小林 利男 様
2006年8月11日撮影
於:長野県小諸市黒斑山より浅間山

受賞者のコメント

この日は満月に近い日ではあったがペルセウス流星群の極大の日にあたり、大きな流星が出れば月灯りでも存在感のある写真が撮れればと思ったのですが、だんだん雲行きがあやしくなりました。数時間過ぎた頃、危険を感じながら見ていると浅間山後方に雷が移動し月が雲間に見えてきました。こんな風景は二度と撮れないと思い雷光と月にピントを合わせ数枚撮りましたがなかなか思ったようには写っていませんでした。その内の光線が一番多い作品を選びました。またチャンスがあれば応募したいと思いますが、山岳では非常に危険ですので安全第一で撮っていきたいと思います。

タイトル その瞬間

その瞬間

撮影者 愛知県 水谷 邦彦 様
2006年8月12日撮影
於:豊田市昭和町

受賞者のコメント

以前から自宅マンション近くのデパートに落雷する瞬間を待っていたが、ようやくそのチャンスを捉えることが出来た。当日は雷が近づくとベランダにカメラ,三脚をセット。夕方でかなり明るかったのでND8で減光し、シャッター時間が長くなるようにし、落雷しそうなタイミング、方向に向かいデジカメでシャッターを押し続けた。およそ300枚くらい撮った中の一枚がこの写真である。(デジカメでなければこんなことはできないかもしれません。)

学術賞

タイトル 雷光とスプライト/茨城県沖-1(モノクロ)

雷光とスプライト/茨城県沖-1(モノクロ)

撮影者 東京都 伊東 耕二 様
2006年1月22日撮影
於:自宅屋上より撮影

受賞者のコメント

スプライト Sprite などの「高々度発光現象」(スプライトは高度 50 – 80 km のかなり高いところで出現するので、こんな名称で呼ばれています)は1990年にようやく存在が認められたまだ新しい自然現象です。知名度も低く、ましては受賞などは到底無理!と思っていましたので、「学術賞」を受賞したと聞いた時(ちょうどブラジル出張中でした)は非常に嬉しかったです。今回受賞した作品は2006年の会心作と言えるものでした。まだまだ未知の現象である「スプライト」ですが、現在科学的な解明が進んでいます。微力ながら貢献出来れば...と願っております。最後になりましたが、御社の今後のご発展を心よりお祈りしております。

タイトル 鉄塔直雷

鉄塔直雷

撮影者  埼玉県 古田 広文 様
2001年7月19日撮影
於:さいたま市北区櫛引町2丁目

受賞者のコメント

2001年7月19日午後3時頃、快晴だった空模様が急変し北東の空は真っ暗になり、雷鳴が除々に近づいてきた。まだ明るい西の空に落雷が見えた。シャッターを開放で撮るには明るすぎるが、落雷のあった方向にカメラを向け、F8で20秒間隔で撮影を始めた。3回目のシャッターを切った時、一本の火柱が鉄塔の頭部に直撃した。その瞬間、鉄塔の先から煙のようなものが立ち、同時に鉄塔の送電線受け部の一箇所から閃光を放った。4分後には強い北風と土砂振りの為、撮影を中断した。

佳作

タイトル 真冬の閃光

真冬の閃光

撮影者 宮城県 岡本 栄司様
於:石巻市河北

受賞者のコメント

12月初旬、石巻市長面海岸(旧河北町)にて鷺の撮影をしていると午後2時頃から急に積乱雲が発達し、気味が悪くなる位の空になる。午後4時半ころから同海岸で雷の発生を待つ。地元の方に雨が降らなくても雷が出るんですかと問うと4〜5日前にも凄い雷があって怖い位でしたとのこと、半信半疑で待ち、5時過ぎに突然海上に閃光が走った。カメラをバルブにし、F8にセットして待つ、間もなく再度閃光が走り海上が照明弾が降った様に明るくなったが、雷の発生場所が一定していない。再度セットすると海上が閃光と同時に明るくなった。初めての体験だがやはり恐かったというのが実感です。その後、積乱雲が発生する度に同海岸に車で行くが、雷は発生しません。日中暖かく夕方にかけて冷え込む時にこの様な現象がでるのか、その後自分なりに素人研究しています。当石巻市はアマチュアカメラマンが多くおりますが、まだ雷の写真を撮影した方はなく、発生のメカニズム等知る由が無く運任せです。

タイトル サインはL(ove)

サインはL(ove)

撮影者 東京都 乙 公倫 様
2006年6月11日撮影
於:タイ国 バンコク市クロントーイ

受賞者のコメント

タイトルを決めるのに悩みました。この雷光が反時計回りに90度回ったら『サインは「V」』でぴったりだが、と思うと、もうこのアイディアから抜け出せません。『サインは「と」』などという変なタイトルも途中で浮かんできて困りました。最終的に「雷:サインはL(ove)」としましたが、結局最初の思いつきから抜け出せませんでした。シーズンオフに入りましたが、来年の応募にむけて構想を練っています。

タイトル 夏の夜海の雷

夏の夜海の雷

撮影者 台湾雲林県 呉 文山 様
2003年8月1日撮影
於:台湾塀東県墾丁海濱

受賞者のコメント

台湾より応募しました。私の作品が佳作に選ばれて光栄です。

タイトル 稲妻といさり火

稲妻といさり火

撮影者 北海道 小松 英海 様
2006年9月4日撮影
於:函館市日の出町

受賞者のコメント

入賞通知ありがとうございました。雷写真は初めての体験でした。早朝、雷の音で目が覚め雨が降っていなかったので車で10分程の場所にある石川啄木小公園に行きました。津軽海峡のかなり遠くの水平線上で稲妻が走っていたので望遠レンズで撮りました。突然、頭上に稲妻が光りました。出来上がった写真を見て広角レンズを使っていたなら入賞作品より良い写真が撮れたのではないかと反省しています。

タイトル 札幌の嵐

札幌の嵐

撮影者 北海道 小松 敏之 様
2004年9月撮影
於:札幌市大倉山

受賞者のコメント

 

札幌ではこんなに雷が落ちる事は大変めずらしく、悪天候の中、札幌の夜景と雷が写真の様に見える所を探すのに苦労致しました。

タイトル キャッスルバレーの稲光り

キャッスルバレーの稲光り

撮影者 東京都 菅 英雅 様 
2006年5月22日
於:アメリカ ユタ州 キャッスルバレー

受賞者のコメント

18年5月、15名のアメリカユタ州モアブの撮影旅行に参加、キャッスルバレーの撮影中に雷雨となり、バスのガラス窓越しにシャッターを押す。光ってから押しても雷は写っていないので光りそうな方向にレンズを向けて10分間程やみくもにシャッターを押し続ける。後でモニターを調べたら運良く一枚稲光が撮れていました。デジタルカメラならではの便利さを実感したところです。

タイトル 雷神来たる

雷神来たる

撮影者 大阪府 辻 広治 様
2006年8月13日撮影
於:石川県珠州市見附島 軍艦島

受賞者のコメント

この度は、雷フォトコンテストの佳作に選んでいただき有難うございます。アマチュア写真家として、このような名誉に預かることは大変励みになります。心より感謝致します。丁度、家族で夏休みに旅行した時の出来事で、見附島の砂浜にキャンプしていた所、その日は深夜12時になるというのになかなか気温が下がらず、寝苦しいので一人浜辺で過ごしていました。ラジオの天気予報が集中豪雨の予報を告げると、南のほうより暗雲とともに雷鳴が聞こえてきました。キャンプをしている松林に雷が落ちるといけないので、急遽、テントで寝ている家族を起こして車に避難するようにと促して、自分は雷雲がこちらに来るのを待ち構えて、約40分間、何度もシャッターを切りました。この作品は視界から雷雲が消えてしまう寸前にカメラに収めた物です。

タイトル 天の裁�

天の裁�

撮影者 埼玉県 古田 広文 様
2001年7月17日撮影
於:さいたま市北区櫛引町2丁目

受賞者のコメント

7月17日午後7時ごろ、雷鳴が南東の方向から聞こえてきた。午後10時半までの間雷ショーを楽しみなら、シャッターを切った。これは午後10時ごろ北西の方向に向けたうちの一枚。もやの向こうに雷光を見ることができた。

タイトル 都市電撃(ニューヨーク)

都市電撃(ニューヨーク)

撮影者 神奈川 宮崎 信男 様
2006年7月27日撮影
於:ニューヨーク市エンパイアステートビル
タイトル 岬から望む

岬から望む

撮影者 北海道 宮本 昌幸 様
2006年9月3日撮影
於:えりも町えりも岬

受賞者のコメント

晴れ上がった早朝が西の方からにわかに黒い雲に包まれてきたのは午前9時頃からでした。やがて遠雷が聞こえ始め、空は一気に見たこともないような黒雲に覆われ、雷も益々激しいものとなりました。浦河という地元で雷の写真を狙い、徐々に移動する雲をレーダーで追いながら襟裳岬へと先回りしました。強風が吹き荒れることで有名な襟裳岬ですが、この日も東からの風が猛烈に吹き、車に乗っていても酔いそうになるほどでした。この東風を背にし、迫りくる雷雲を待ち構えていましたが、その雲はまるでSF映画でも見るような雲へと発達しており、恐怖さえ覚えました。この写真を撮った直後、周りが何も見えないほどの豪雨になり落雷の轟音を聞きながらストームが過ぎ去るのを待ちました。

優秀作品

タイトル 巨大スプライト/房総半島南方沖 

 巨大スプライト/房総半島南方沖

撮影者 東京都 伊東 耕二 様
2006年4月2日撮影
於:自宅屋上より撮影
タイトル 潮岬襲雷

潮岬襲雷

撮影者 和歌山県 大浦 美保 様
2006年9月9日撮影
於:和歌山県東弁婁郡潮岬
タイトル 潮岬襲来

潮岬襲来

撮影者 和歌山県 大浦 美保 様
2006年9月9日撮影
於:和歌山県東弁婁郡潮岬
タイトル 夜のアンサンブル

夜のアンサンブル

撮影者 東京都 乙 公倫 様
2005年6月24日撮影
於:タイ国 バンコク市クロントーイ
タイトル 大荒れの模様

夜空のシンフォニー

撮影者 北海道 小松 幹子 様
2004年9月撮影
於:札幌市大倉山シャンツェ
タイトル 夜空のシンフォニー

夜空のシンフォニー

撮影者 大阪府 児山 頴生 様
2005年8月6日
於:豊中市
タイトル 落雷

落雷

撮影者 和歌山県 三田 輝樹 様
2006年9月7日撮影
於:白浜町 日置
タイトル 丹後海の春雨

丹後海の春雨

撮影者 京都府 中江 弘直 様
2006年4月10日撮影
於:京丹後市丹後町筆石国道178号から
タイトル 閃光と大橋(タテ)

閃光と大橋(タテ)

撮影者 兵庫県 野村 堅二 様
2000年7月撮影
於:兵庫県明石市東野町
タイトル 午後の霹靂(豊中?)

午後の霹靂(豊中?)

撮影者 兵庫県 藤本 光浩 様
2006年8月22日撮影
於:宝塚市逆瀬台/dd>

タイトル アベック雷

アベック雷

撮影者 埼玉県 古田 広文 様
1983年7月撮影
於:さいたま市常盤10丁目
タイトル 天の裁

天の裁

撮影者 埼玉県 古田 広文 様
2001年7月17日撮影
於:さいたま市北区櫛引町
タイトル 寒雷

寒雷

撮影者 福井県 吉岡 敏夫 様
2005年11月20日撮影
於:福井市新保町
タイトル 我が家の上に

我が家の上に

撮影者 奈良県 吉住 正直 様
2003年9月16日撮影
於:奈良県生駒郡安堵町

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