雷写真の撮り方

第7回雷写真コンテスト

雷が光っているのはほんの一瞬です。人間の目で雷を確認してから撮影したのでは既に見えなくなっているため、光る瞬間にあわせて撮影することは大変困難です。そこでお勧めなのが、長時間露光です。雷が光る前からシャッターを長時間開いておけば、高い確率で雷を写すことができます。

第7回雷写真コンテスト 銅賞「真夏の競演」

必要な機材

カメラ

  • カメラ(デジタル一眼レフ、他のカメラでも良いがデジタル一眼レフが撮影の自由度が高い)
  • 三脚(これは必須。長時間露光するのでしっかりと固定)
  • レリーズ(カメラのシャッターボタンを直接押すと、画角が変わってしまったり、カメラが震動したりするのを抑えられる)

あればよい機材

  • NDフィルター(デジタルカメラに入る光の量を減らすためのフィルター
  • 広角レンズ(画角が広い方が雷を写し取る確率が高くなる)

撮影時のポイント

1.撮影するのに良い条件

  • 安全な場所:広い視界を得られる安全な展望台やマンションの屋内。屋内なら機材が風雨にさらされることもない。
  • 夜間:夜間の方が撮影しやすい
  • 街灯など地上光の少ない場所

2.カメラの設定

  • レンズ絞り値:F8〜F16
  • シャッタースピード:B(バルブ)
  • ISO:100〜400程度
  • ズーム:最大広角を使用
  • 屋内で撮影する場合、黒布でレンズと窓ガラスの間を覆い、余計な反射を写りこませない。遮光カーテンと厚紙などで塞ぐのも可。

※以上の設定は絶対ではありません。撮影状況に合わせて設定して下さい。

3.撮影方法

落雷すると考えられる方向にカメラを向けてレリーズのボタンを押して30秒〜60秒程度押しっぱなしにします。

レリーズを押している間に雷が落ちなくても、60秒を超えたらボタンを離して次の撮影に移ります。

雷の光には様々な種類がありますのでここに書いた条件だけでなく、色々試して根気よく撮影してみてください。

撮影時に気をつけること

長時間の撮影になりますので、自分の身の安全を確保するために、以下のことに注意してください。

  • 安全な場所で撮影しましょう。広いグラウンドやビルの屋上での撮影は大変危険です。もし、屋外で撮影される場合は、できるだけ車の中など身を隠せる所で、撮影して下さい。
  • 夏の夕立(熱雷)と違い、冬季雷や前線通過時の雷(界雷)は広範囲で動きが読みづらいです。撮影時には十分注意しましょう。

あとは、運と気力があれば綺麗な写真が撮れるでしょう。

第6回雷写真コンテスト

↑第6回雷写真コンテスト 銅賞「夜空の閃光」